ASDinNSA

ニュースとお知らせ   2005年8月号  

 1. カトルセ・デ・マジョ村に学校建設始まる
Another new school for the indigenous community in Chaco

 2. 新しい農業試験所がオープン
New garden for agricultural research brings more hope.

 3. スナップショット:レダ基地は今
Recent photos of Leda

インディヘナ少年少女の夢をかなえる

子沢山は、貧しい村の常ですね

2000年以来、当協会では、パラグアイ、チャコ地方におけるインディヘナの教育環境を整備するプロジェクトを推進、実行してきました。2005年度は、この地方でも最貧のコミュニティの一つ、カトルセ・デ・マジョ(下の写真)に、新しく、清潔で耐久性のある、小学校舎を建設し、教科書、教材、文具等を提供します。

カトルセ・デ・マジョ(14 de Mayo)は、レダ基地の上流、約35kmの距離にあります。パラグアイ、チャコ地方に住むチャマココ族インディヘナ住民のコミュニティの中でも、特に経済的に貧しい村の一つです。

学校の校舎も、村人たちの住居も、椰子の木のログハウスです。当協会では、学校教職員と住民たちの要請を受け、衛生的で堅牢な鉄筋コンクリートとレンガによる新しい校舎を建築、寄贈します。

一昨年のディアナ小学校舎建築寄贈、昨年のエスペランサ中学校舎建築寄贈に続き、校舎の建築寄贈は、このカトルセ・デ・マジョ小学校が、3件目となります。これは、会員の皆様からの支援によって可能となったものです。

パラグアイ全体をみても、貧しいインディヘナのための教育環境は、決して良いとは言えず、日本の政府もODAによって学校などの教育施設の充実に努めています。その一方で、当協会がNGOでありながら、積極的に教育環境の改善に力を入れていることは、中央政府からも、地域住民からも高く評価されています。(「パンタナール通信」21号もご覧ください)

By the end of this year, the indigenous boys and girls of the community of "14 de Mayo" will enjoy their school-life far better than ever.

In July, the ASDinNSA has launched as its project of the year for improving educational environment, construction of a new school building for them.

The new classrooms will be more hygienic, more solid, and more beautiful. The "Palace of Learning" will be donated to the community together with schoolbooks, educational materials, and stationary.

14 de Mayo is located at 35Km upriver of Puerto Leda.



木漏れ日も、雨漏りも自然任せの教室

現在使われている教室
Classroom in traditional style. The roof and wall are made of palm logs; and the floor, pounded soil. When it rains outdoor, it rains indoor, too. Logs often accommodate harmful bugs that mediate dangerous deceases. Only a few schoolbooks have been used by many kids for years.
  
壁と屋根は椰子の丸太、床は土。雨の日は雨漏り、晴れの日は木漏れ日が。一つだけの教室で1年生から4年生までが学習。木壁は伝染病を媒介する害虫の住処となりやすく、レンガ造りの新教室に期待。正面の書棚にわずかばかりの教科書。壁にはボロボロになった教材。

巻尺をピンと引っ張って、性格に杭を打ちます

基礎工事からきちんと
First, solid foundation and broad platform. Second, concrete floor. Third, straight vertical columns. Fourth, clean flat walls. Fifth, water-proof roof. Sixth, windows and doors without distortion. Seventh, beautiful painting. Everything, with love and sincerity.

場所は、村の中央の高台の上。コンクリート製のプラットフォームに、2教室を備え、深い庇(ひさし)で暑さを凌ぐ構造になっています。去る7月、正確な測量の上、基礎工事に着手しました。 塀の向こう、右手に見えるのは、パパイヤの木です。

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新しい農業試験所がオープン
New garden for agricultural research brings more hope.

トラクターがぐんぐん田畑を開く

試験農場の造成工事
New garden to come for agricultural research is about four hectares in sphere. It includes various types of field, watering facility, library, laboratory, storehouse, and driveways for tractors.

新しい試験農場は、約4ヘクタール。水田と畑地に加え、魚の養殖池もあります。さらに機械力の導入のために幅広の道路と農業用および養殖用の取排水設備を備えています。農場の脇には研究室と資料室もあり、パンタナール総合研究所としての、機能の充実を目指しています。
大きな養殖池(手前は観察用の生簀)

養殖池
Fish-farming is an epoch-making part of the new garden. In this pool, surubi (species of large catfish) and other kinds of fish will be farmed. The fish reserves (near) are filled with transparent water to enable visual observation of activities of fish.

正面の黒っぽい窪地は、魚の養殖池として造成。手前の丸太作りの生簀は、魚の活動を観察することができるように、透明な水で満たされています。
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スナップショット: レダ基地は今...
Recent photos of Leda

青々と美味しそうなキャベツの畝
キャベツ大豊作
Lots of cabbage in the kitchen garden of Leda, now in winter. Put no chemicals, but organic fertilizers. Sweet green cabbage is served three times a day; usually as raw. They say it's good for stomach health.

レダの菜園では、キャベツがとてもよくできました。完全無農薬、完全有機栽培です。初めは、成長が緩やかで、いつ結球するのか気になりましたが、7月(当地では最も寒い季節)中旬からみるみる大株に成長し、柔らかく甘いキャベツが大豊作となりました。
食べごろのズッキーニ
初めてのズッキーニも食べごろ
First harvest of squash. This vegetable, sort of pumpkin, is very welcome because it is compatible with a large variety of recipes.

レダの菜園では、カボチャがよくできたことから、ズッキーニの栽培をしてみました。期待通り、成長も速く、食べごろの果がどんどん採れます。
ズッキーニは油との相性もよく、炒め物、煮物、天ぷら、他いろいろな食べ方を楽しんでいます。
畑の綿は、まばゆい白さです
棉もできました
Cotton harvest for the first time in Leda. Do you know how to separate white cotton from seeds?

同じく、菜園で実験的に栽培した棉が、収穫を迎えました。オクラのような美しい花が咲き、真っ白な綿が姿を現しました。
ところで、収穫はしたものの、綿花と種を分離するのが、手作業では結構面倒です。分離の仕方をご存知の方はお教え下さい。

おんまの親子は、仲よしこよし、いつでもいっしょに…
お馬のおやこはなかよしこよし
Season of childbirth has come for animals. The horse mother and baby above other domestic animals, look so intimate. You should be careful when going close to them. The mother may ki... you off.

レダ基地では、動物達がベビーブーム。牛、馬、羊、鳩などの赤ちゃんが次から次へと誕生しています。子牛たちは、保護柵に囲まれた保育場で育てます。一方、子馬たちは、まったくお母さん任せ。親子はいつもどこでも一緒です。あまりそばに近寄ると、お母さん馬に一蹴されるかも知れませんよ。

ふかふかの羊毛が暖かそうですね
赤ちゃん一休み
Baby sheep, like those of grass-eating animals, try to stand up and walk as soon as they are born. When safe, they often lay themselves, take rest or sleep for growth. Mothers are busy eating green grass for milk.

一般に、牛、馬、羊など草食動物の赤ちゃんたちは、生れるとすぐに立って歩こうとします。でも初めは疲れてお母さんのそばに座り込んだり、寝てしまうことも。お母さんたちはミルクを与えるために、ひたすら草を食みつづけます。

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