ASDinNSA

ニュースとお知らせ   2006年9月号  

 アルト・パラグアイ州辺境の五校に学習図書を贈呈 
Schoolbooks donated to five schools in Alto Paraguay

あなた方は直ちに実行してくれました!
"Prompt action only from you !"

南北米福地開発協会は、8月31日から9月4日にかけ、アルト・パラグアイ州の小・中・高、合わせて五校に、学習図書を贈呈しました。これは、当協会の活動の大きな柱の一つである青少年の教育支援活動の新たな展開であり、地元の各校からの切望に応じたものです。

贈呈図書を前に記念撮影
バイア・ネグラの教師たちと

昨年までの校舎建造と贈呈の活動と同様、今回も会員の皆様からの心のこもった支援金により、この地域に極端に不足していた図書、学習教材の贈呈が実現しました。図書の内容は、小・中・高校の教科書が最も多く、図鑑、辞典類、参考書、教材、地球儀など、子供たちが初めて見るような図書も多く含まれました。
 もっと教えたい。もっと学びたい。もっと読みたい。これが先生、生徒、父母たちの生の声です。図書の詰められたダンボール箱を開けたとき、その顔、目、そして未来までもが輝き始めたと、随行したビデオ撮影者は語っています。

贈呈式での謝辞で、サン・カルロス小学校の校長先生は、「今まで教育支援の約束をした機関は数多くありましたが、実行に移される事はありませんでした。ところが南北米福地開発協会の皆様は、援助の約束を直ちに実行してくださいました。」と述べました。そこは、本当に見捨てられたような村でした。

これといった産業のない村や町、貧しい生活環境、中央からの支援も期待できない諸事情の中で、子供たちへの愛情と、教育者としての使命感に支えられて長年にわたりひたすら奮闘してこられた先生方の情熱にふれ、巡回したスタッフたちも感動することが多くありました。

今回の図書贈呈は、予算の都合でわずかな学校だけに限られましたが、すばらしい教師、生徒、親たちはどこにでもいるはずです。今後も教育支援活動はいっそう継続、発展させていきたいと、スタッフ一同強く感じています。


整列した小学生たちの元気な顔

期待の眼差し
Boys and girls of Bahia Negra Elementary School expecting to see brand-new books for learning, teaching, and studying.
  
小学校中高学年の生徒たち。後方に教師、父母、ゲストたち。後ろの木に、学校の鐘が吊るされている。

贈呈式のクライマックス

図書目録と感謝状の授受
The principal of the Elementary School of Bahia Negra hands a letter of gratitude to Mr. Iino, the Secretary General of ASDinNSA, who has given the principal the list of the books donated.

当協会の飯野事務総長(右から二人目)が、バイア・ネグラ小学校長に図書目録を渡し、校長から飯野事務総長に感謝状が渡されました。

左奥は、高校の校長。右端は当協会の佐野アスンシオン事務局長。佐野事務局長は、現地コーディネーター兼通訳として奮闘しました。

右側、ビデオカメラを手にしているのが筆者です

がんばる教師たち
Teachers and the books donated. Bahia Negra, 4 September.

バイア・ネグラの正門入口で、グループごとに記念撮影。これは先生方です。机の上に、贈呈した書籍があります。
小学生の男女

人類の宝
Treasure of mankind.

カメラを向けると、微笑んだり、はにかんだり…
 のびのびした笑顔は、どの学校でもよく見られました。
赤、白、黄のドレスに、薄化粧をした少女4人のパラグアイダンス


パラグアイのダンス
Performing a folk dance of Paraguay.

この子たち、校舎の二階で出番を待っていました。薄化粧をして、ちょっと大人っぽくなった?。
パラグアイカラーと言えば、赤、白、青ですが、今回はチューリップカラーでした。

教頭先生が、図書目録を読み上げます

オリンポのインディヘナ学校(9月1日)
Indigena School of Fuerte Olimpo. The headteacher reads the list of the books donated.

アルト・パラグアイ州の州都フエルテ・オリンポ市には、スペイン系パラグアイ人の学校と、先住民インディヘナの学校とがあります。ここは、インディヘナの学校です。

贈呈式は、学校の深い軒下で行われました

善意の贈呈と感謝
Exchange of good deed and gratitude.

飯野事務総長(右)の手から図書目録が校長先生に贈られ、学校からの感謝状をいただきました。
子連れのお母さんや、おばあさんたちも参加


オリンポの父母たちも
Parents listen to Mr. Iino's greeting speech. His words are rich with educational message hitting and shaking their hearts.

飯野事務総長の訓話的なあいさつに、頷きながら耳を傾ける親たち。
東洋人のような顔、顔


そら、記念撮影だ!
Indigenous schoolchildren.

やんちゃ坊主たちがいっぱい。みんな自然体。誰も取り澄ましてなんかいません。
 この横断幕は、何度も使いました。日付、学校名、地名は張り替えます。
トロ・パンパの生徒たちと記念撮影

トロ・パンパの暑い午後
Toro Pampa Elementary School already has pretty classrooms built by the aid of E.U. Now they have beautiful books, too.

トロ・パンパ小学校への図書贈呈式は、午後3時から。強い熱風にあおられた砂塵に目を細めっぱなしでした。
 この学校の校舎は、EUの援助によって建てられたばかりです。でも教育に必要な本は、ほとんどありませんでした。
まもなく図書の贈呈式が始まります

サン・カルロス
Elementary School of San Carlos, 31 August.
Teachers here have a strong sense of responsibility and love for children. Without any industrial importance, the community is almost out of mind of everybody today.

今回巡回した五校のうち、サンカルロスの教師たちの教育への熱意は特に光っていました。これといった産業も無く、忘れ去られたような寒村ですが、「私たちがこの村を去ったら、この子たちはどうなる?」という気持ちで頑張っています。8月31日。

壁に掛けた白いテーブルクロスに映しています

ビデオ映画上映
Video show going on. We took with us a portable power generator and a video projector. The community is not provided with electric power.

電力の無い村に小型発電機とビデオプロジェクターを持参し、レダ基地と活動の紹介のビデオを上映しました。
おおらかな南国ムードの花

真剣な目、楽しげな目
Serious eyes, happy eyes.

視聴覚機材は、学習と娯楽に活用できますが、電気が無くては始まりません。学習図書の贈呈は、この村の現状に適した援助です。
手を振りつつ下校する生徒たち

また来てね
See you again!

図書の贈呈式が終わって、礼儀正しく整列。手を振りながら家に帰って行きました。
 サン・カルロスの村は極めて貧しく、明るい未来が見えないにもかかわらず、学校には積極性、規律、明るさがありました。

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