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ニュースとお知らせ   2008年4月号  

 レダ基地実験農場特集 
Agricultural experiment in Puerto Leda

地道な研究を継続しています
Quiet and constant efforts going.


モリンガ園 Young trees of moringa.

 レダ基地の実験農場では、ジャトロファ、タルタゴ(ヒマ)、サトウキビ、などのバイオ燃料作物のほか、多用途の有用植物である、モリンガ、ニーム、ゴマ、ヒマワリ、豆類など多種多様な栽培を研究しています。大きくは地球規模での環境問題、食糧問題、燃料問題の克服を目指し、従来農耕栽培に適さないと考えられてきた土地の活用に取り組んでいます。
 半不毛の土壌、長期間の渇水季、過酷なまでの強風と日照、乏しい熟練労働力と教育環境など、厳しい条件がそろったチャコ地方は、急いで利益を上げねばならないビジネスからは見捨てられた土地です。しかし反面、人類全体の課題に取り組むには、ほぼ最適な環境であると考えることができます。
 当協会では、農学の知識よりも、不屈の精神を持った研究員を優先的に派遣しています。さらに先住民とヒスパニック系住民とを研究助手、作業員として採用し、普及可能、持続可能な緑地開発を進めています。
 晴れればコンクリートのように固くなる土質、雨ならばたちまち車両や農機具を無能化するぬかるみ、蚊、ハチ、アブ、アリ、サシバエなど毒虫の猛攻に耐えながらの作業は、研究というよりは格闘と呼ぶ方がふさわしいものです。しかし植物たちもまた、力いっぱい生き、根を張り、葉を茂らせ、花を咲かせ、実を稔らせようとします。持続発展するのは自然と人間との共同作業です。
 このプロジェクトにご支援をお寄せくださる方々に、心よりお礼申し上げます。

 In the experimental farm of Puerto Leda, we grow a variety of plants. For examples, plants for bio-fuel such as jatropha, tartago (castor bean), sugar cane, etc. and plants for multiple purposes such as moringa, neem, sesame, sunflower, various beans, etc.
 In a large perspective, we study these plants' potential to answer to the global problems of environment, food, and fuel. In the aspect of immediate practicality, we research for sustainable production of such useful plants in grounds considered as very poor or semi-barren. For this aim, our ground in Chaco, Paraguay, is not far from ideal.
 Selected staff, not much for knowledge and experience in agriculture, but rather for unyielding spirit and devoted heart, have been struggling in unfavorable circumstances. Among them are tremendous number of mosquitoes, bees, horseflies, ants, etc. attacking our reseachers while fervently concentrated in the job. The plants in response show their inherent power of life to stretch roots, spread leaves, open flowers, and bear fruits.
 Sustainable development is a result of co-elaboration of the Nature and human beings.




モリンガの葉
Leaves of moringa..

葉は生のままで、口当たりのよいサラダになります。葉汁は、飲みやすい青汁、または乾燥して茶のように飲めます。
成長の速さはタルタゴ(ヒマ)をも凌ぎ、驚くものがあります。(モリンガ園にて)



モリンガの花
Blossom of moringa.

花は精力剤として知られます。定植後半年で開花しました。


モリンガの実
Fruit of moringa.

種は保存性がよく、ポット苗を作って増殖します。


ニームの若木
Young tree of neem.

インドセンダンとも呼ばれます。成分は虫類の忌避剤として知られますが、モリンガに次ぐ有用樹です。(第二農場の貯水池にて)


ニームの花
Blossom of neem.

同じ仲間のパライソ(センダン)よりも地味な花です。


ニームの実
Fruits of neem.

定植2年弱で実り始めました。実生でも、挿し木でも、容易に増やすことができます。


ジャトロファ
Experimental farm of jatropha.

おなじみのジャトロファも、はじめに植えた株は1歳半になりました。みずみずしい葉を繁らせて、たくましく成長を続けています。(第二農場にて)



サトウキビ
Experimental farm of sugar cane.

いくつもの品種を植え、比較しながら観察しています。。


ソルゴ
Sorghum ripened.

飼料としても、緑肥としても活用します。
アフリカでは貴重な穀物の一つです。



ゴマ
Sesame ripened.

灼熱の太陽と、豊富な降雨を浴び、ぐんぐんと育ちます。


収穫したゴマ
Sesame harvested.

ゴマは畑である程度熟したら、タイミングよく収穫しないと、種がこぼれてしまいます。
刈り入れ後、天日で乾燥させています。


アセローラの花
Flowers of acerola.

アセローラは、とても小さく可憐な花を咲かせます。

一年中、何度も咲きます。


アセローラの実
Fruits of acerola.

甘酸っぱい、ビタミンCの豊富な実です。真っ赤な実は、鳥たちも狙っています。
小さな小鳥は、ついばみます。やや大きめの鳥は、丸呑みにします。



ミミズが発生
Enjoying fishing at Puerto Leda

かつて、カチカチの固い粘土質の土だった農場に、ミミズが棲むようになりました。堆肥作りをして、土壌改良に努めてきた結果です。(第一農場にて)


アボカドの若木
Young tree of avocado.

アボカドの苗木ということで、取り寄せて植えた木に花が咲きました。
訂正:これはアボカドではなく、プルメリア (plumeria) でした。

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