ASDinNSA

ニュースとお知らせ   2008年6月号  

 国家の要人たちがレダ基地を訪問 
Paraguayan leaders visit Leda

「見捨てられた地」開発の実績とビジョンとに熱い視線
Surprized and inspired from development and vision for "abandoned land"


到着したばかりの要人一行と、出迎えたレダ基地のスタッフ
 5月、ようやく秋らしい涼しさが訪れたレダ基地。当協会のアスンシオン事務局では、パラグアイの指導者層な中から、国の現状と将来を心配し、改革を模索する心を持つ人々をレダ基地に招待することにしました。ほとんどの人は関心すら持たないチャコ地方において、農業技術研究と住民子女の教育支援に取り組んでいる当協会の活動基地を目で見て肌に触れる体験をしてもらい、パラグアイ社会と、南米大陸の将来に希望的なビジョンを構築してもらう、という趣旨です。
 第一次訪問団は5月9日より3日間、第二次訪問団は5月23日より3日間をレダ基地見学とパンタナール観光とに費やしました。第三次訪問団は、天候不順のため中止になりましたが、代わりにアスンシオンで研修会を開催、その後、月に一度の訪問が予定されています。
 参加者たちが一様に表明するのは、こんな「見捨てられた地」で、こんなに希望が生まれ出ている!との感想です。レダ基地でワークシェアリングの恵沢を受け、インディヘナ(先住民)の村がこの8年間でいかに豊かになってきたか、直接に目と耳で確かめることもできました。学校支援や住民サポートなど、本来国家の責任においてなされるべき業務が、一民間団体によってなされていることに驚嘆と賛同の意も率直に表します。次はあの人物にレダを見させたい、自分の息子と娘を連れて来たい、などの感想も多くの口から出ます。
 当協会では、積極的な宣伝活動をしていませんので、今までパラグアイ国内でも私たちの活動を知る人はほとんど皆無でした。しかし、国の指導者たちと希望を分かち合おうと始めたこの企画により、レダ基地が思いもかけずにいきなり全パラグアイによく知られることとなり、今まで地道に黙々と働き続けてきたレダ基地のスタッフの方が驚くばかりの展開になってきました。
 今や全国紙による希望的な報道を読み、国家のトップ指導層から一般エコ観光客まで多くの訪問希望者が出てきました。もちろん、レダ基地はあくまで自然本来の潜在力を開発する研究を続けていく方針に変わりはありません。性急な一攫千金ではなく、長い未来に続く持続的発展の精神と技術を育み、その普及基地として、心ある人々を感動させ得る活動をしていくことの大切さを再確認する契機となりました。

The office of the ASDinNSA in Asuncion invited groups of Paraguayan leaders to Leda. Because of the aircraft capacity, which is also limited by the runway length, nine guests at a time are invited. They are all among those leaders who concern the reality and the future of the society of the nation and the continent. The first group visited Leda from the 9th to 11th of May; and the second, from the 23rd to 25th. This visit will go on once a month.

The participants frankly express surprize and hope from consistent activities in a "abandoned land." Especially our projects to research ecological development of the inherent power of the nature, help for schools, service for inhabitants, etc. inspire all the visitors. As they have found new hope for their society, they bigin to talk about us to their friends, families, and the media.

"We have been working here for nine years most silently," says one of the staff of Leda Farm, "but we are too well-known to everybody nationwide now!" Yes, we will continue the same style of activities, sweating all the seasons. We know this is far more valuable than getting quick money from destructive development of the precious Pantanal. All the visitors share this sentiment and are producing new vision, each one, in his family, society, and work.



ようこそパンタナールへ、ようこそレダへ
Welcome to the Chaco! And welcometo Leda!

パラグアイ人ですらも生涯に一度も訪れることのないのが普通のパラグアイ北部は、訪問者たちにとって未知の世界。こんな見捨てられたような土地に福地を建設とは?わくわくしながらの到着です。

さっそくポット苗つくりの現場を見学
They visit our nursery to see and hear how rapidly to multiply jatropha, neem, moringa, etc.

育苗所でジャトロファ、ニーム、モリンガなどのポット苗作りを見学。金をかけずに、誰にでもできる方法です。農業技師が食い入るように見つめます。

ジャトロファの成長に強い関心
Fast growing jatropha attracts the brains of the visitors.

放牧しかできないと思われていた、こんな土地ですくすく育っているジャトロファは、すべての参加者の関心の的です。

専門的な質問攻めに熱が入る
Agricultural engineer asks specified professional questions.

農業技師からはつっこんだ質問が矢継ぎ早に発せられます。レダの研究員は実践的な観点から自信を持って丁寧に説明します。

鈴成りのジャトロファ二世に見入る
Amazed at the second generation of jatropha, already bearing many fruits.

一世は購入した種子から育った株。その株から採取した種子から育ったのが二世。一世よりもさらに成長が速く、花と実の数が多い株が多数見られます。病虫害、乾燥などへの抵抗力など、総合的な観点から適正品種を選抜します。

ニームの葉の香りを体感
Trying to experience neem leaves and branches with nose and tangue.

ニームは虫の忌避成分が多く、街路樹に多用されますが、もちろん農業にも有用です。薬用としての利用も研究されています。この後、モリンガの栽培場も見学しました。

緑肥の効果も話題に
Discussing efective use of green fertilizer.

栽培が容易で、成長の速いムクナ豆(一名ブタマメ)を緑肥として使用。土中の根瘤菌も増えます。農は国の基、土作りは農の基。話題が大いに盛り上がりました。

浄水場の見学
Visiting our water purifying facility.

パラグアイ川の濁った水が、24時間後には澄んで衛生的な飲料水になるすステム。都市部からの訪問者も安心。

にぎやかな楽しい食事
A lot of time for lunch and dinner. Talking, talking...and talking...

たっぷり時間をかけて食べ、話に花を咲かせるのがラテン式の食事。セルフサービスでの食事は国際色も豊かで大好評。

レクリエーション
Open scheduled time. This nice couple from the Ministry of Education choses horseriding along Paraguay River.

教育省の高官夫妻は、仲良く馬に乗ってパンタナール散歩。

さあ、大物を釣るぞ
Going fishing. Good luck!

釣りはパンタナール訪問者の最大の楽しみの一つ。スルビ、ドラド、パクーほか美味の猛魚たちが待っています。

これは立派
Big dorado. Congratulations!

黄金色のドラドです。おめでとうございます。

パンタナールが一番美しいとき
New governor-elected of the Department of Alto Paraguay enjoy with his beloved spouse the beauty of the Pantanal.

パンタナールは、観光のアクセス手段さえ整備すれば、風光明媚な神秘境。ここアルト・パラグアイ州の次期州知事夫妻もワニや野鳥たちがいっぱいのパンタナールを仲良く散歩。

記念植樹
Padre waters his memorial tree.

このカトリックの神父さんも緑が大好き。訪問記念に植えたニームの苗木に第1回の水をやります。これ以後、ほとんど手間いらずで、すくすく育ちます。

次に来るときが楽しみだな
Airplane pilot and his memorial tree. He is an Ambassador for Peace.

双発機を操縦してきたパイロットは、小型機を10数機を飛ばす「空のタクシー」社長。自身の体はかなり大型。

エスペランサを訪問
"ABC" daily of Asuncion reports the project done.

インディヘナの貧しい村を訪問。国の指導者たるものは、あらゆる国民の生活を知っておくべきとの趣旨です。村では国の要人ぐたちが初めて訪れるとあって、数々の陳情書を用意し、手ぐすね引いて大歓迎の準備をしていました。向かって右が村長。

生徒たちによる歓迎のエンターテインメント
Young Japanese collect used postage stamps to support the project.

子供たちが登場すると、和やかムードがいっそう高まります。

ABC新聞の一面トップに
ABC daily reports actual activities of Leda on several pages including the top. (13 of May)

第一次訪問団の一人が全国紙ABC新聞の記者。5月13日の一面トップにレダ基地の記事と写真。警察署を背景に、現地人作業員と日本人スタッフが重機を用いて建設作業をしている風景。他の面にも関連記事を多数掲載。

連日の報道
ABC reports series of hopeful news from Leda. Now we are too famous.(14, 15,16 of May)

引き続き、5月16日まで連日の報道。特にインディヘナの学校建設、教育支援、「見捨てられた地での農業技術研究」、エコツアー関連記事などがメイン。当協会の名と活動がパラグアイ全土に知れ渡ることになりました。

次から次へとやって来る
Second group of visitors. Many of them high officials from the Ministries and some from active NGOs

第二次要人訪問団が到着。この後、第三次訪問団が予定されていましたが、天候不順のため中止となり、代わりにアスンシオンで研修会が開かれました。

日本からのエコツアー
Eco-tour group from Japan visits our plantations and farms. They are a few of many contributors of young gtrees. They see how big their trees are now. (27 of April)

4月27日、レダの植樹に貢献してきた方々が、南米エコツアーの最初の目的地として、レダを訪問しました。長旅の疲れも見せず、さっそく植樹園を見学しました。何年も前に植えられた自分の木と、初めて感激の対面をし、自分の子供のような成長ぶりを喜び、木と共に記念撮影をしました。

レダ訪問の記念植樹
Eco-tourists plant memorial trees and give the first water.

訪問最終部の前日、今度は自らがレダを訪問したことの記念植樹をしました。心をこめて植えつけた後、第1回の水やりをし、白い杭に思い思いの願いと自分の名前とをペンキで書きました。

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