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ひまわりイラスト ニュースとお知らせ   2010年1月号   A4, 13頁 ひまわりイラスト

 自然界の先住民たち 
Wildlife around our life

パンタナールは生命の宝庫
"The Pantanal: Treasury of Life

写真2010jan00
水鳥たちの饗宴
リアチョが干上がり、とり残された魚を水鳥たちが食べ放題です.
Birds of the Pantanal enjoy abundant fish in the seasonal swamps.

 灼熱の太陽と、豊かな水に潤された大地、これらが父親と母親のように、惜しみなく力を与え、生命を育み続けるパンタナール。人間もわずかながらその真っ只中に身をおいて、凄まじい自然の生命力に出会います。あたかも天地創造による原初の世界に戻ったかのように、生々しい大自然の息吹に、魂も体も目覚める思いがします。

 水資源、動植物資源、観光資源、DNA資源、などに満ちていながら、アクセスの不便さ、環境の苛酷さなどがマネー資本主義の熱を遠ざけてきました。自然の富を収奪する開発ではなく、自然本来の持つ、万物を生かす力を開発しようとする時のみ、パンタナールは宝庫の扉を開くはずです。

 神秘に満ちたパンタナールの真の力を、未だ人類はほとんど知りません。私たちも研究、研究、研究の連続で、すでに10年を費やしました。新たな10年を出発するに当たり、改めていかにこの大自然と調和的に向き合うか、そして食料、環境、エネルギーなど、地球規模の問題の克服に手がかりを見つけるか、ぼう大とも思えるテーマに、引き続き地道に取り組んでまいります。

   We human beings share part of the richness of the Pantanal with uncountable population of animals, plants, minerals, and all created things. Together with all those members, we enjoy opportunity to enter the treasury of life, with the bright sun like a father, and the land of abundant sweet water like a mother; all under the Creator. Let us show in photos some of the old and new members.

写真2010jan01
ハスのつぼみ
Lotus flowers begin to bloom again.
今年はさらにたくさん咲きそうです。レンコンも楽しみです。
写真2010jan02
パラグアイ海軍の訪問
Marine boat from Bahia Negra arrives at Puerto Leda for the new year.
1月2日午後2時、バイア・ネグラの海軍基地より巡視艇がレダに訪問寄港。非武装ですが、軍艦がレダ基地に入港するのは初めてです。
写真2010jan03
ベニーテス司令官
Commander Benitez. He visits Puerto Leda for the first time.
この新しい司令官は機械に強く、自ら基地の諸施設を修理し、上の巡視艇も直して来たとのことです。若くて(48)親しみのある方です。
写真2010jan04
司令官一行がレダ施設を見学
Marine officers visit our Seminar House and take photos.
昼食後、簡単に研修所だけ視察して、沢山写真を撮って帰られました。現在水資源に関する論文を書いている最中で、また今回のレダ訪問記を次回の海軍雑誌に載せる予定と語っていました。
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バイア・ネグラ市長を訪問。
Staff members meet with Mr. Benitez, Mayor of Bahia Negra to talk about the Youth Service 2010.
1月4日、飯野事務総長はじめ4名のレダ基地スタッフが市庁を訪れ、本年度の国際協力青年ボランティア計画について、市長と親しく話し合いました。
写真2010jan06
バイア・ネグラ海軍基地を訪問
They visit Marine Base of Bahia Negra. Welcome begets welcome.
司令官の大歓迎を受け、前々日の返礼訪問のようになりました。
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ディアナ村を訪問
They also call on Mr. Cezar, Cacique of the community of Diana to see growing neem trees from the Youth Service 2009.
帰路途中、ディアナ村に寄ってカシケのセサール氏に会い、昨年青年ボランティア隊が植樹して行ったニームの苗木を見て来ました。街路樹の木も校庭の木も予想以上に皆立派に育ち、私の背丈を越えていました。
写真2010jan08
カトリック宣教団来航
Roman Catholic mission boat. They are on the program "Gran Mision 2010."
1月5日夕方、オリンポからのカトリックの宣教研修一行30名が、チャーターした観光船でレダ沖合いを北上中、レダ基地に引き寄せられるように臨時上陸しました。司教のエドムンド・バレンスエ師から「基地を視察させて欲しい。」と願われました。
写真2010jan09
大ホールの設備や明るさに感激の若者たち
Young missionaries inspired in our Seminar House.

早速二台の車に分乗してプール、研修所を案内しながら、レダ全体の概要を色々紹介しました。設備には異口同音に「美しい!素晴らしい!」と感銘していました。若者たちは大ホールの中で、次々と檀上に上り、演台の前に立ち、スピーチする動作をして、はしゃいでいました。
写真2010jan10
宣教団一行と記念写真
With Bishop Edumundo Valenzuela (center). He shows interest in our plantation of jatropha, neem, etc.

セミナーハウスのテラスにて。(後列中央白シャツがエドムンド・バレンスエ司教さん)
更に車で第一、第二農場、第五植樹園のモリンガとニームの森も視察しました。司教さんも植樹活動には関心を強く示されました。
写真2010jan11
ボートで観光船に向かう宣教団一行
Visitors return to their mother boat.

カトリック宣教団一行は今夜エスペランサに行くとのことです。上陸する村々で、私達が今までインディヘナの村々に成して来た学校建設や植樹活動の実態を見ることでしょう。
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2009年クリスマス会
Christmas 2009. All staff, workers, police officers, marine officers, and neighbors join the celebration.

12月25日正午、レダ基地の全スタッフ、従業員、警察官、海軍士官、隣人たちを招いて、クリスマスを祝いました。パラグアイでは、もちろん祝日です。
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乾杯!
Merry Christmas!
一同の健康を祝して、感謝の乾杯。アサード(炭火焼肉)、野菜、飲み物、パンなどをたっぷりと準備してあります。
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クリスマスプレゼント
Christmas gifts by lot. Everybody looks happy, of course.

年末年始を帰省せずに働く従業員や海軍、警察の公務員たちのために、すてきなプレゼントを用意しました。これはくじ引きで当たった順番に好きなプレゼントを選ぶという趣向です。さらにジャージ上下を全員にもれなくプレゼント。お腹も心も満たされて、よき日になりました。
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高まるニームへの期待
Two hundred young neem trees shipped as donation to City of Bahia Negra. Mayor asks us and Marine cooperates.
バイアネグラ市からのニーム苗木の要望を受け、とりあえず200本をレダより贈呈しました。12月11日、海軍の協力で定期船アキダバンに積まれて行き、市民たちによって植えられました。
過去3年の青年奉仕隊のニーム植樹活動が各地域で話題となり、その後の成長の様に人々が期待を膨らませています。
写真2010jan16
ニームの育苗所
Nursery of neem. We must produce more and more for communities around us, as they see rapid growing neem trees which our Youth Service has planted in their ground for the past three years.
ニーム苗木の要望が次々と舞い込む中、レダ基地では、苗木と種子の準備にさらに力を入れています。
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KOICAのボランティア
School teacher from Korean International Cooperation Agency, KOICA
この韓国人教師は、韓国国際協力団 KOICA から派遣され、2年間パラグアイの学校で教鞭をとっています。
12月18日、休暇を利用して、超満員の定期船アキダバンに乗り、レダ基地に来られました。モリンガの花を手ににっこり。
写真2010jan18
ブタランド
Pigland. They multiply themselves "rapido."
成長が速く、多産なのでどんどん増えています。
写真2010jan19
牛の照合と消毒
We count heads of cattle once a month. Every animal has a number and record of birth. Periodically we spray insecticide to remove parasites from the skin.
牛を1頭ずつ、番号を確認して台帳と照らし合わせます。また定期的に、皮膚の寄生虫を除く薬品を噴霧します。
写真2010jan20
タハマール作り
Making a water-pool (tajamar) for the cattle.
牛馬が水を飲むための貯水池を作っています。これをタハマールと呼びます。
写真2010jan21
ヤシの根株を取り除く
Removing the root-stumps of palm before we dig the ground. This is a pretty hard job.
貯水池を掘る前に、根株を除かねばなりません。骨の折れる作業です。
写真2010jan22
生まれ変わるレダ第一農場
Experimental Garden 1 for renewal.
実験農場として10年間様々な研究の場になった第一農場ですが、他の実験農場の拡張と整備に伴い、美しい庭園風の菜園に生まれ変わります。新鮮でおいしい果菜、葉菜、根菜など、訪問者の皆様に提供できるようにも計画しています。
写真2010jan23
トウガラシ
Sweet pepper growing powerfully. It is recommended to harvest fruits before they turn red and chilly.
シシトウに似て、あまり辛くありません。一般にナス科の作物はよくできます。

写真2010jan24
花壇ができました
Now, not only vegetables, but also flowers. Two brand-new flower beds in the Experimental Garden 1.
第一農場に花壇が2面できました。美しい草花を定植します。
写真2010jan25
ポーチュラカのポット苗
Portulaca of various colors germing. Plastic pots serve as nursing bed.
ポーチュラカ(スペイン語では「ポルトゥラカ」) の園芸種。
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野生ポーチュラカ
Wild portulaca blooms under the bright sunshine.
こちらは当地に自生する種。まぶしい太陽光の下で開花します。
写真2010jan27
クジャクサボテン
Wild Epiphyllum showing its maximum beauty at dawn.
野生種です。早朝に行かないと美しい姿は見られません。

写真2010jan28
バーベナに似た花
Wild Verbena? Identify, please.
園芸種のバーベナ(美女桜)と比べると、かなり地味です。
写真2010jan29
プルメリアの花
Plumeria blooms in Experimental Garden 1. National flower of Laos and Nicaragua.
この白い清楚な花は、ラオスとニカラグアの国花です。第一農場で咲いています。
写真2010jan30
名前が分かりません
Livingstone (Please identify.)
そのまま鉢やプランターに植えても好さそうな美しい花です。
写真2010jan31
満腹の水鳥たち
Birds rest in peace with their stomachs full of fish.
手前はアメリカトキコウ、ピンク色はベニヘラサギです。
写真2010jan32
ナンベイアオサギ
Cocoi Heron.
孤高のサギ? サギとしては大型ですが、何故かいつも独りでさびしそうな風情を感じます。
写真2010jan33
シロガオリュウキュウガモ
White-faced Whistling-duck.
遠くからでも見分けやすいカモ。アフリカにも棲んでいます。
写真2010jan34
ズグロハゲコウ
Jabiru's meal time.
このあたりでは、アメリカ・レアに次いで大きな鳥です。干上がる寸前の入り江に数千羽が餌をとっています。(トップの写真)
写真2010jan35
キバシコウカンチョウ
Yellow-billed Cardinal pair. Here is their favorite place (car mirror).
この夫婦は、自動車のサイドミラーがお気に入りのようです。

写真2010jan36
チャムネツバメ
Brown-chested Martin
やや大きめのツバメ。数百羽から数千羽単位で飛来し、電線に鈴生りになることもあります。
写真2010jan37 クロハラトキ
Buff-necked Ibis nesting.
ここでは次第に人を恐れなくなり、観察しやすくなりました。地元民の話では、食べて美味しい鳥だそうです。
写真2010jan38
アマゾンカッコウ
Guira Cuckoo
ヘアスタイルに特徴。

写真2010jan39
シロタイランチョウ
White Monjita is very visible even from far away.

白いので、遠目にもよく目立ちます。

写真2010jan40
イチモンジバト
Picui Ground-dove.
小さなハトです。数は多いのですが警戒心が強く、なかなか接近できません。
写真2010jan41
シロキツツキ
White Woodpecker.
3羽のシロキツツキがスズメバチの巣を砕いて幼虫を食ってしまうのを目撃したことがあります。
写真2010jan42
オオアリクイ
Myrmecophaga tridactyla
時々人家の近くでも見られます。川を泳いで渡ります。
写真2010jan43
大きなトカゲ
Tupinambis rufescens
人の居住エリアに何時からかしら常駐しています。時おり脱皮します。

写真2010jan44
メガネカイマン
Caiman crocodilus yacare
比較的おとなしい性格のワニです。地元民は、ジャカレと呼んでいます。
写真2010jan46
緑色のセミ
Identify, please.
姿はミンミンゼミに似ていますが、鳴き声はアブラゼミに似ています。
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