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ひまわりイラスト ニュースとお知らせ   2015年8月号   A4, 8頁, IE ひまわりイラスト

 レダ基地を囲む堤防が竣工! 
Construction of embankment completed encircling Puerto Leda!

堤防建設へのご支援に感謝いたします。
Many thanks to all our supporters, for your contribution for the sake of the Pantanal Project!

写真2015aug00
レダ基地を囲む堤防が完成。公館の表階段よりリアチョを望む。(6月25日撮影)
Embankment seen from the entrance to Casa de Padres (House of Parents).

去る5月9日に始まった、レダ基地の堤防建設工事が完了しました。基地からラタイ牧場を経由して国道方面に通じる道路の一部をかさ上げする工事も完了し、6月20日には建設業者チームがすべての資材と人材を引き上げて行きました。

中田所長は、「基地を囲む堤防の完成によって、パンタナール開発プロジェクトを守る砦としての体裁が整った」と、その喜びと今後の活動への決意を語りました。堤防建設のためにご支援をお寄せくださった皆様に、心より御礼申し上げます。

この堤防工事は、水位があまり上がっていない時期で、そして降水量が比較的少ない時期を見計らって行わなければならず、昨年よりその工事の機会を待ち続けて来ました。そして本年5月8日のパクー稚魚放流式典と合わせるようにやって来た工事の好機を捉え、24時間体制で工事を開始。途中雨で一週間の中断があったものの、水位や気象などの自然条件に恵まれ、工事は予想以上に順調な進捗を見ました。そして竣工直後から再び大雨が続いていますが、これを見ても堤防建設工事を短期間に完了し得たことは、奇跡に近かったと言えるでしょう。

現在、堤防の法面を補強するための芝草を張る作業と、基地内における排水溝の整備工事をしています。芝は堤防を風雨から保護し、排水機構は堤防の内側に降った雨水を堤防外に適切に排出するために不可欠のインフラです。

洪水対策としての堤防が完成した今、レダ基地の恒久的インフラの整備をはじめ、さらなる新たな課題に向けてたゆまない挑戦が続いています。皆様より、これからも変わらないご支援をいただけますよう、懇切にお願い致します。

Thanks to God and our precious supporters, the construction of the embankment to encircle Puerto Leda was completed in mid-June. Now, Puerto Leda looks like a fortified base to guard the front line of the Pantanal Project from slow but destructive flood of the Paraguay River, which comes up occasionally as in recent years.

The civil work had to be finished within a much limited period of time while the water level was enough low and rainfall was not too great. A chance came to us in early May and the busy but well-experienced Mennonite construction troop worked very hard 24 hours a day and seven days a week. They did a good job and left us on the 20th of June.

Now, our project staff is busy improving the whole infrastructure of the fortified base. They are empowering the drainage system to maintain the ground inside the embankment adequately dry even in the rain seasons to come. Patches of green grass are planted on the slopes of the embankment so that it may stay solid enduring decades of heavy rainfall and strong wind of the Pantanal.

We will deeply appreciate your sustainable support for our Pantanal Project. Thank you very much.

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パラグアイ川本流沿い部分
Embankment viewed from South to North along the Paraguay. The summit of the Embankment is 5meters wide, and the slope angle is 45 degrees.

南から北にレダ基地を望む。堤頂幅5m。法面の勾配45度。(6月20日撮影)
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パラグアイ川本流より望むレダ基地(1)
Puerto Leda looks like a fort, seen from the Paraguay.

河岸の道路がかさ上げされ、砦のように見える。右に警察署、左に発電室と倉庫。(6月20日撮影)
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パラグアイ川本流より望むレダ基地(2)
Puerto Leda forever!

やや上流から望む基地風景。左奥に給水塔。その手前に船着場。中央に車両やボートの格納庫。(6月20日撮影)
写真2015aug04
堤頂を水平にする作業
Mr. Nakata levels the summit. He is already expert of civil work such as road construction, farm development, fish farm pond making, etc.

レダ基地の道路、農場、養殖池などを造ってきた中田所長が、トラクターとスクレーパーとレベラーを駆使している。(6月21日撮影)
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堤防メンテナンスの構想を練る
Civil engineer Mr. Ueyama strives very hard to keep roads, banks, etc. He is planning for a long-term maintenance of the Embankment.

上山氏が土木工学を、パンタナールの自然環境に適用して、基地を守るために奮闘している。(6月29日撮影)
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法面に芝草を植える作業
Patches of grass planted on the slope of the Embankment. It should endure heavy rainfall and strong wind of the Pantanal.

堤防がパンタナールの風雨に耐えられるように。日本でも崩落地に洋芝がよく植えられる。(6月17日撮影)
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芝草を植えつけた堤防法面
The grass is tough, grows and spreads rapidly.

芝草の活着率は高く、成長と繁茂も速い。正面は第一、第二ゲストハウスとバンガロー。(6月21日撮影)
写真2015aug08
堤防と排水溝
Drainage of water from inside to outside the Embankment will be all the more vital from now on.

排水溝や排水ポンプなど、堤防の内から外への排水機構は、今後極めて重要になる。(7月1日撮影)
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公館花壇より、堤防とリアチョを望む
Riacho beyond the Embankment, seen from Casa de Padres.

バンガローの向こうに、携帯電話(Tigo社)の電波塔。(6月25日撮影)
写真2015aug10
豚ランドへの道路
Road to Pigland. Now accessible by road all the year round, and all years to come.

豚ランドへは、増水時でもボートを使わず、常に陸路でのアクセスが可能になった。(6月22日撮影)
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ラタイの道
Road in Ratahi is secured. It is the route from Puerto Leda to the national road.

レダ基地から西方のラタイ牧場を経て、国道に通じる径路が確保される。(6月22日撮影)
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排水溝つくり
Drainage under construction.

排水路の重要性がますます高まる。(6月22日撮影)
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UPFボランティア隊の到着を待つ
Volunteer team of the Universal Peace Federation is to arrive soon in Leda.

7月9日、世界11ヶ国の青年からなる国際奉仕隊がレダ基地に到着。これは米国に国際事務局を置くUPF(Universal Peace Federation)が企画し、全世界から募集したボランティア。(7月9日)
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UPFボランティア隊の歓迎夕食会
The UPF volunteers from 11 nations enjoy their first dinner in Leda. They are young, energetic, creative, harmonious and loving!

レダ基地の大食堂に若いエネルギーが充満。国際色豊かなチーム。(7月9日)
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ひよこを抱くボランティア
Volunteers visit Leda Farm. The young lady holds a chick. Nice experience!

到着の翌朝、基地内を見学。牧童家屋の前にて。(7月10日)
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エスペランサ村で歓迎を受ける
The UPF volunteer team in the community of Esperanza. Schoolmaster says deep thanks at the welcoming session.

歓迎の言葉を述べる校長先生。(7月10日)下に閉会式で述べられた謝辞の全文訳あり。
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インディヘナの踊り
Traditional Chamacoco dance to bless the members of the team.

先住民チャマココ族に伝わる祝祭の踊り。(7月10日)
写真2015aug18
奉仕活動オープニング記念撮影
Volunteers, staff, teachers, pupils and parents to work together.

ボランティア、生徒、教師、チームスタッフが力を合わせて奉仕活動をする。(7月10日)
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校舎のペンキ塗り(1)
Volunteers paint the wall of the school we built and donated in 2004.

2004年12月に、当会が建築・贈呈した校舎。廊下の壁をリニューアル。(7月10日)
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校舎のペンキ塗り(2)
Many paint rollers and long handles for many painters. The school is too small for them!

長い柄のついたローラーで、見る見る塗られてゆく。(7月10日)
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楽しいシャボン玉
The youth showing a good variety of creativity in social service, sports and cultural exchange, and somewhat nostalgic fun.

奉仕活動、スポーツ、文化交流、遊び、ほか、さまざまに若者の創造性を発揮。(7月13日)
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ギターと歌を披露
Every member of the team presents unique talent in art performance. They have a happy time with our indigenous neighbors.

ボランティア一人一人が、特技や才能を披露して、楽しい雰囲気。(7月13日)
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仔豚を抱っこ
Piglet in the arms. After completing all programs in Esperanza, they come to Leda to learn and experience history of pioneers.

エスペランザでの活動を終え、レダ基地で開拓の歴史を実地体験する。(7月13日)
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薮を切り開く作業を体験(1)
Symbolic experience of cleaning land of bush. They give sweat to the soil and get blisters on their palms.

切り株を取り除くのは汗だくの作業。(7月14日)
写真2015aug25
薮を切り開く作業を体験(2)
The young volunteers courageously challenge thorny plants like algarrobo. Some of them see own blood in their hands.

木には鋭いトゲがある。血をにじませながら立ち向かう姿がたくましい。(7月14日)

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エスペランサ学校長の謝辞 (原文:スペイン語)

エスペランサ、2015年7月
南北米福地開発協会の皆様へ

教育を通してその人を変え、生活の向上を目指すことはエスペランサにおけるこの教育機関で職につくに当たって、教育者として与えられた使命の一つであります。 しかしながら、この挑戦は簡単な任務ではありません。また私たち教師だけで出来ることでありません。私たちの国、特に私たちの地域の子供、青年、大人の教育の質に責任を持とうとする様々な機関の援助がなければ出来ません。

しかしながら、神様の思し召しによって いつも南北米福地開発財団が変わりなく私たちの支えとなって下さり、社会に対するその尊い献身と責任の姿勢を持って、私たちのコミュニティにおいて教育の強化の目的のためにあらゆる種類の援助を惜しみなくして下さいました。 財団がこの学校のためになして下さった援助は、教育や学習の良きプロセスの向上のために図りきれない価値をもたらし、多大な貢献をしてくださいました。たとえば、広くて快適な3つの教室のあるこのレンガ造りの建物を今日使うことが出来るのも財団のおかげです。また、今回、この学校をとても美しく改装してくださったことは誰の目にも明らかでしょう。学校の内外の塗装を新しくしてくださり、学校の校庭を金網で完全に囲って下さり、その他にも多くの内容を財団の人たちはしてくださいました。

それが故に、学校に関わるもの一同:校長、教師一同、父兄一同、生徒一同、皆さんの非常に尊く価値ある援助に対して心より感謝いたします。

また、私たちの心の真底から財団の理事並びに会員の方がた、世界のさまざまの場所から援助をするために来て下さったボランティアの皆様、この尊いプロジェクトを企画、実行してくださった責任者の皆様、またエスペランサのインディオのコミュニティの教育の質の向上のために献身的に援助して下さるすべての人々に感謝いたします。

私たちの心の奥底から南北米福地開発財団に常に神様の恵みがあることをお祈りいたします。そして教育によって人を変え生活の向上を目指すというエスペランサにおける使命の遂行に変わりなく支援してくださることをお祈りしながら。

感謝

エスペランサ学校長
パブロ アルガーニャ ペレス
Pablo Argaña Pérez

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