あなたも乳搾りをしてみませんか?

爽やかな朝、私たちの牧場で、牛のミルクを搾ってみませんか?

牧童や先輩が手伝ってくれるので、難しいことは何もありません。指の運動は、頭脳を活性化するとされています。

乳搾りの大ざっぱな流れをメモしました。

  1. (牧童) 前の日の晩、母牛と子牛とを、柵で隔てておく。子牛が母乳を存分に飲むと、翌朝母牛の乳の出が悪くなる。
  2. (牧童) 当日の朝、母牛の首にロープを掛け、柵の柱に繋ぐ。あまりきつく繋がなくてよい。次に、後脚の両腿を合わせてロープでしっかりと縛る。
  3. (あなた) 母牛の乳房をきれいに拭く。
  4. (牧童) その母牛の生んだ子牛を連れてきて、母乳を少し飲ませる。子牛は捕らえるときに激しく抵抗するので、足を踏まれたりしないように注意が必要。
  5. (牧童) 子牛が少し乳を飲んだら母牛から離し、近くに繋いでおく。
  6. (あなた) 母牛の乳房を丁寧に拭く。特に乳首は念入りに。
  7. (あなた) 絞る両手を洗う。
  8. (あなた) きれいな容器を乳房の下にあてがい、乳を搾る。搾るには、乳首の付け根あたりを人差し指と親指で締めつけ、残りの指で上から下に順次送り出すように握ってゆく。すると、白い乳が勢いよく容器に入る。この指使いには、慣れが必要だが、数回握れば要領がつかめる。
  9. (あなた) 時々乳首を替えて搾る。乳首は、普通四つある。
  10. (あなた) 乳を十分に搾ったら、または乳の出が悪くなったら、牧童に告げる。
  11. (牧童) 母牛を解き放つ。
  12. (牧童) 子牛も解き放つ。子牛はすぐに母牛のところへ行く。
  13. (あなた) 乳を運搬用の専用容器に入れ替え、煮沸するため台所に持って行く。
以上。