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2021年6月号

  第9回パクー稚魚放流式特集  
The 9th Planting of Pacú Fry from Fuerte Olimpo

青年が中心となって実行、希望を与える放流
Young people lead the event for hope!

写真2021jun00
パラグアイ川に稚魚を放流する、フエルテ・オリンポ市の人々。2021年5月21日
Olimpians release pacú fry into the Paraguay. May 21, 2021

現地法人代表、岩澤春比古氏の報告より:5月21日、アルト・パラグアイ州都フエルテ・オリンポ市において、私たち南北米福地開発財団(現地法人)は、国立アスンシオン大学獣医学部水産学科と世界平和統一家庭連合オリンポ教会の協力を得て、パクー稚魚3,000匹をパラグアイ川に放流しました。これは生態系を維持する目的で、パラグアイ川から採った親魚に産ませた稚魚です。今季レダでは合計12万匹をパラグアイ川へ放流することを予定しています。

レダの養殖事業は2010年に始まりました。アスンシオン大学水産学科のマグノ・バレット教授から教示を受け、2012年12月、アルト・パラグアイ州では初めて人工孵化に成功しました。そして近年の乱獲等によるパラグアイ川のパクーの激減に対処するため、翌2013年から稚魚の放流を開始し、以来8年間継続して放流してきました。

去る1月、パクー養殖の総責任者である滝川哲盤君から、今年はレダ以外の地で放流式典を行う事を提案されました。これに理事たちも同意し、州都のフエルテ・オリンポ市で放流を行なう事を決定しました。現在コロナ禍で、パラグアイ全国で多くの死亡者が出ている事を考慮し、大きな式典は控え、フエルテ・オリンポ市を中心にアルト・パラグアイ州レベルで行う事も決めました。

今回は特に日本の青年たちの主体的かつ積極的な参加と奉仕、活躍によって放流式が実行されたという事を特記したいと思います。レダでのパクー養殖事業は青年の滝川君に完全に任されていて、今回の稚魚の育成、管理、水揚げ、放流などマグノ教授のアドバイスを受けながらも、彼がレダの従業員を動員し、すべて責任を持って行いました。また式典全体を通して、環境保全そしてパクー稚魚の放流に関心を持ったオリンポ市の多くの高校生らが積極的に参加しました。

この式典を通してパラグアイの多くの青年たちが目覚め、これから私たちと一緒に活動することを通して多くを学んでいくならば、彼らは国に希望を与え、真の意味で国の発展の原動力になると確信します。このように今回の放流式典は青年たちが中心となって実行し、皆に新しい希望を与える行事となりまし。

今回パラグアイの有力紙「abc」が式典の準備段階から私たちを取材し、5月21日朝にテレビで全国放送し、23日にはその全国紙で放流式典の内容を報道しました。今回も準備段階から式典の最後まで様々な課題が発生したが、何よりも神の導きと守りがあり、さらにご支援をくださった方々を含め、式典に携わったすべての方々の献身的な協力があって、すべてを滞りなく終えられた事を心から感謝いたします。

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レダ基地からオリンポに向かう
Two boats "Good Go" leave for the city of Fuerte Olimpo. Each boat carries a basin with 1,500 pacú fry in it. Four hours later, they arrive at the city, around two o'clock p.m.

パクーの稚魚計3,000匹を載せて、2隻のGood Goがオリンポ市に向かいます。この数は、マグノ教授の判断による、安全に輸送できる稚魚の最大数です。所要時間は4時間、午後2時にオリンポ市に到着しました。(5月20日)
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オリンポ市の川岸を清掃
They find the site for the event to be held full of litter and wild plants. Mr. and Mrs. Espinola and the four Japanese sisters completely clean the site very energetically.

放流予定の現場にたくさんあったゴミを撤去。日本の女性奉仕隊員4名と、アスンシオンから駆け付けたカタリーノ・エスピノラ夫妻が精力的に働きました。(5月20日)
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放流会場に桟橋を造る
On the bank of the Paraguay River, Mr. Mizuochi (left) sets up a small pier which he prepared at and brought from Leda.

水落氏(左)が準備してきた桟橋を、放流の現場に設置しました。(5月20日)
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放流する稚魚の準備
Mr. Takikawa (left) leads the team to take care of the fry on the boats. Then, they move all the fry into a large tank of 6,000L (about 1,600 gal.)

滝川君(左)が中心となって、放流する稚魚を入念に準備しました。(5月20日)
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放流されるパクーの稚魚
An average fry of pacú is 15cm long and weighs 67g. They find no fish dead.

今回放流される稚魚の平均サイズは、体長15cm、体重67gです。レダから運んだ稚魚は、1匹も死ぬことなく、翌日に放流されました。(5月20日)
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オリンポ市の高校生に講義
For high school students and fishermen's union, another professor of the National University of Asunción and Mr. Sano give lectures on the significance of planting pacú and environmental preservation.

放流式典の2日前から、アスンシオン大学の教授と佐野氏が、高校生および漁業組合関係者に放流の意義、環境保全の大切さなどを講義しました。(5月20日)
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マグノ教授がabc新聞の記者からインタビューを受ける
Reporter of daily "abc" interviews Professor Magno of the National University of Asunción.

パラグアイの全国紙「abc」の記者からインタビューを受ける、アスンシオン大学のマグノ教授。翌21日の朝にテレビで全国放送し、23日に全国版の紙面で報道しました。(5月20日)
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岩澤代表が挨拶
Mr. Haruhiko Iwasawa gives a greeting message representing F.D.S.A.N.S.

放流式典の第1部は、21日午前9時過ぎ、オリンポの家庭連合の敷地において、同連合のカタリーノさんの司会で始まりました。まず初めに国歌斉唱。これに続き、南北米福地開発財団を代表して岩澤春比古所長が挨拶しました。コロナ禍で、椅子は50席に限定。(5月21日)
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市議会議長が挨拶
Then, speaks Professor Magno of the National University of Asunción, followed by the Chairperson of the Municipal Assembly of Fuerte Olimpo (in photo).

その後、国立アスンシオン大学のマグノ教授が挨拶し、続いてフエルテ・オリンポ市の市議会議長が挨拶しました。このほか、州の検事長と判事、州警察署長、海軍責任者、高等学校の校長と教師と生徒たちが熱心に参列しました。(5月21日)
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魚肉加工品の説明
Mr. Keizo Kobashi speaks about processed pacú product. Mr. Michihito Sano translates.

小橋氏(右)が、パクーの魚肉を使った加工品について説明しました。左は通訳する佐野氏。(5月21日)
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歌を披露する日本の青年たち
Young Japanese sing "Eres Tu" in Spanish. Then, people walk to the bank of the Paraguay.

第1部の最後に、日本の青年たちがスペイン語の歌「Eres Tu」を歌いました。(5月21日)
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稚魚を放流
In those plastic bags are oxygen, river water, and pacú fry. Starting with VIPs, they release all pacú fry into the Paraguay. A very joyous moment to "release" instead of "capture" a lot of fish for the first time in life.

酸素を封入したプラ袋内の稚魚を次々と放流。参加者の多くは、「今まで魚を獲ることはしてきたが、人生で初めて多くの魚を放流する」ことの喜びを体験しました。(5月21日)
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放流式に参加して
Young Olimpians and young Japanese together after the event.

今回の放流式に参加したオリンポの青年たちと、日本の青年たち(後列中央)。(5月21日)
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レダから参加したスタッフ
Staff members and assistants from Leda with the professor (center in photo) of the University of Asunción, who gave lectures for Olimpian students and fishermen ahead of the fry planting event.

放流式に先立ってオリンポ市で講義をしたアスンシオン大学の教授(中央)とレダ基地の常駐スタッフ、およびレダの従業員たち。(5月21日)
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養殖池の稚魚を囲む
At Puerto Leda, they plant more pacú fry into the Paraguay. This is how they work for it. They hold an encircling net and get into the farming pond.

幅広の網で囲んで稚魚を追い込みます。(レダ基地の養殖池にて、6月12日)
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笑顔のボランティアたち
They corner fry.

次第に稚魚の魚影が濃くなります。(レダ基地の養殖池にて、6月12日)
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池からすくった稚魚
They take up fry and put it in a strainer. (7:27 a.m.)

稚魚をすくって大きなザルにいれます。(レダ基地の養殖池にて、6月12日)
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稚魚を数えてトラックに運ぶ
They count fry and put it in a tank on a truck.

数えた稚魚をトラックの荷台の水槽に移します。(レダ基地の養殖池にて、6月12日)
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稚魚を川岸へ運ぶ
They carry fry to the bank.

稚魚を養殖池からパラグアイ川の岸に運びます。(レダ基地にて、6月12日)
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稚魚を放流する
They release fry into the river.

岩澤所長(手前)はじめ、皆で稚魚をパラグアイ川に放流します。(レダ基地にて、6月12日)
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皆で記念撮影
They take a picture.

本日の放流作業が終わりました。(レダ基地にて、6月12日)
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日本の青年たち
Young Japanese.

左より、川久保君、中期ボランティア女性4名、滝川君。(レダ基地にて、6月12日)

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