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アスンシオン空港に到着 Arrival at the International Airport of Asunción. 羽田空港から、フランクフルト経由で到着。スムーズに通過。朝、８時半頃でしたので、空気はひんやり、この日は朝からすばらしい快晴でした。（8月26日）

		バスで移動中 Eight-hour bus ride from Asunción to Loma Plata, in the dry Chaco. The road is paved so far. 首都アスンシオンから、内陸の都市ローマ・プラタまで、バスで8時間。この区間は舗装されています。（8月27日）
		ローマ・プラタ Visit to the Museum of Pioneering History of Loma Plata, Mennonite founded town. There are lots of things to learn from them. メノー派教徒たちが移民、建設した町。その開拓史博物館前にて。ミルク工場も見学。（8月27日）
		チャコ地方を走る Seven-hour dirt drive from Loma Plata to Maria Auxiliadora. Everyone soon has to wear a mask. もうもうたる砂塵を巻き上げながら、ダートの悪路を進みました。バスの中でもマスクが必要。休憩地のマリア･アウシリアドーラ村まで7時間。（8月28日）
		マリア･アウシリアドーラ村 A short stopover at Maria Auxiliadora. People well remember the 12th International Youth Service. They go further on two-hour ride to the community of Diana. 2012年に第12回青年奉仕隊が活動した村。懐かしい顔もたくさん。ここで約40分休憩。その後約2時間走ってディアナ村へ。（8月28日）
		ディアナの校長先生の挨拶 Schoolmaster of Diana gives a welcoming speech at the welcoming session for the volunteer activity. Our volunteers give a present to every schoolchild, 150 all together. 午前7時、先生と生徒が全員集まって、奉仕隊の歓迎式。150名の生徒にプレゼントを渡しました。（8月29日）

		腐葉土を集める Our volunteers and the children go to the forest to get leaf mold to fill the mound holes prepared for planting young neem trees. 青年と先生と生徒が５グループに分けられました。子供たちは本当に私たちが来るのを待ち望んでおり、すべての活動において献身的に尽くしてくれる姿を見て、感動したと反省会の時、話す青年もいました。
		植樹指導 Mr. Date of Leda Farm instructs the volunteers and children how to plant young neem trees. レダ基地の伊達氏から苗木の植え方をデモンストレーションしてもらい、班ごとに植樹活動を午前中行いました。（8月29日）
		植樹活動 Divided into five groups, volunteers, teachers, and children together plant, water, and shout, "Viva!" ワイワイ植えて、ビバー！と快哉。
		校舎のペンキ塗り They re-paint the school building which we built and donated to the community in 2003. 2003年の青年奉仕隊の時に建てた学校の壁の塗り替え。上3分の2は白で、下の部分は緑。校長先生は生まれ変わった学校を見て誇らしいと言われほどでした。午後は一緒になって踊り、その後班ごと折り紙と習字をやりました。（8月30日）
		野菜の苗の植え付け They also plant vegetables in their crop garden together." 学校の小さな農園に野菜の苗を植える作業を行いました。（8月31日）

		レダへのプレゼント During the farewell session, teachers give presents to our volunteers and to our staff in Leda. Mr. Nakata (left) receives the present for Leda staff. 午前九時から歓送会。隊員一人一人にプレゼントが渡されました。その後、青年と生徒が一つとなって踊り、心情の輪が広がって行きました。踊りながら別れを感じ、涙する先生や生徒の姿が印象的でした。（8月31日）
		統一武道の演技 Students of Diana perform Unification Martial Art in return to our volunteers' special dancing. 青年たちは準備した踊りを二つ披露し、生徒も統一武道のＴ－シャツを着て、音楽に合わせ、演武を行いました。（8月31日）
		歓送会の最後に Farewell session is over. Everyone feels united into one. 皆がひとつになった証しの記念撮影。（8月31日）
		別れを惜しんで Time of departure. They exchange gifts, take photos, hug and shake hands with one another. 最期の別れとなり、ボートの泊まっている港で別れを惜しみながらプレゼントを交換し、写真を撮り、抱き合い、握手をする光景は何時みても感動します。（8月31日）
		ディアナ村での最後の別れ All members of the community come to the wharf to see off the team. It takes about two hours by boat to Puerto Leda downriver. ボートが港を出発し、名残惜しそうに手を振る子供たちを後に、2時間ほどでレダに到着しました。（8月31日）

		レダで歓迎の夕食 Welcome dinner at Leda. They feel at home and eat a lot. The most favorite is curry on rice. 奉仕隊の一人一人はレダに到着すると、レダ滞在中のメンバーからの暖かい歓迎を受けました。始めての訪問でありながら故郷に帰って来た心情を味わったようです。特にカレーライスが大好評。（8月31日）
		レダの孵化場を見学 The volunteer team visits the incubation facilities of pacú, Pigland, farms, etc in Leda. パクーの人工孵化が行われる設備です。養殖場も見学しました。レダ基地開拓の奮闘、苦闘の歴史を現場で学習。（9月1日）
		開拓の体験 Every volunteer must symbolically experience pioneer's hard work. They do experience sweat, muscle pain, blood blister, etc. 開拓の味を少しでも体験するため、各自が斧でヤシの木を切り倒しました。1本倒すのも大変。柔な手では血豆ができてしまいます。（9月1日）
		乗馬体験 After lunch, they experience horse riding. They get tense a little, and then feel relieved and liberated. 昼食後は乗馬体験の時間。写真の如く、緊張もありましたが心情が解放されるひと時でした。 （9月1日）
		豚ランドを見学 The water level is still very high. They need to use a boat to go to Pigland. They had a nice time with cute piglets. 水位が高いため、豚ランドまで、陸路で行くことができず、船で豚ランドまで行って豚と共に楽しいいひと時を過ごしました。（9月1日）

		頑張る二人の女性 These two young ladies will stay in Leda and serve the projects for several months. God bless them! 奉仕隊と共に出発したこの二人は、レダ基地に滞在して奉仕作業を続けます。あたたかいご支援を！（9月3日）
		水没したゲストハウス群 The two Guest Houses and the two staff houses are flooded. 画面、上から第一ゲストハウス、バンガロー、第二ゲストハウス、第二旧館、第一旧館。セスナから撮影。（9月3日）
		イグアスの滝を見学 Visit to Iguassu Falls, one of the most popular World Heritage Sites. They experience the heart-felt magnificence of the Creation. 世界遺産の中でも最も人気のあるところで、毎回、必ず青年達を連れて行きます。自然の雄大さを通して創造の偉業を感じることが出来、青年たちにはとても感動的な経験になっています。（9月4日）
		警察官による警護 Police controls traffic for the green campaign of the city of Hernandarias, East Paraguay. エルナンダリアス市の植樹キャンペーン開会式場に設置されたテント。警察が交通整理をしてくれており、すでに市の広報責任者、環境問題の責任者、そして新聞社も来ていました。（9月5日）
		高校生たちと交流 High school students from two schools of Hernandarias join our volunteers to take part in the campaign. 二つの学校の生徒が先生に連れられて会場に到着すると、青年奉仕隊のメンバーがその中に溶け込み、挨拶を始め、和やかな雰囲気となりました。（9月5日）

		植樹キャンペーン開会式 Mr. Kurakazu delivers the representative's speech at the opening session of the campaign. 開会式は9時20分からはじまり、まずは青年を代表して倉員隊長が挨拶をしました。『（スペイン語で）皆さんと一緒に今回、植樹を成す機会を得て、感謝しています。ここにいる大人の方々は今の時代に責任を持っている方々ですが青年は未来を築く責任があります。責任ある人間となるために頑張って行きましょう。』
		歓送会 Our volunteers play football with the young Paraguayans almost all the day. In the evening, they hold a farewell session. They sing and dance together till late, all of them as One Family Under God. 夕方まで地元教会の青年たちとサッカーを行いました。青年たちは言語の壁などなんのその、すぐにアミーゴになります。夕方は教会の庭で青年たちの歓迎会を行ってくれ、歌と踊りで神の下の一つの家族を実感する時間となり、夜遅くまで青年たちの交流が続きました。（9月7日）
		アスンシオン空港出発ロビー The team departs for Tokyo via Buenos Aires from the International Airport of Asunción at 9:30 a.m., September 8. 午前9時半、アスンシオン空港からアルゼンチンのブレイノスアイレスに向け、全員元気に出発しました。羽田到着は翌々日です。（9月8日）

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参加したボランティアたちの感想文より

☆I 男子　学生 　今回奉仕隊に参加した周りの兄弟姉妹達は皆凄い経歴のある人ばかりで、自分には何もないんだと、アスンシオンのホテルの自己紹介のときに痛感した。既に海外ボランティアを経験しているメンバーも何人かいて、正直自分は最初の時点で皆と距離があると感じていた。しかし、少しずつ打ち解けていく中で、そこまで思い詰める必要はないのだと気付き始めた。 　意識の変化という点では、アメリカのメンバーとの交流が本当にためになった。自分は英語はとても苦手で嫌いであり、学校の講義以外ではもう使いたくないとさえ思っていた。けれども、レンやキヨミと非常につたない英語でも意思疎通が少しでもできると「コミュニケーションはこんなに楽しいんだ、英語を使うことはこんなに楽しいのか」と感じるようになってきた。もっと英語を学びたい、学ばなければならないという気持ちに変化していった。それは、やはりレン達ともっと深く話したいという目的が明確に生まれたから湧きあがった感情なのだろう。 　ディアナ村までの道のりは十数時間飛行機に乗ったり、砂埃の舞う中をバス移動したりと、大変なものであったが、その苦労以上の喜びを味わうことができた。大勢の子供達や先生方に迎えられたとき、反射的にこの子達に何か尽くしていきたいと思った。バスの中でスペイン語をいくつか覚えようとしていたが、結局簡単な挨拶と「ありがとう」ぐらいしか使えず、子供達とまともな会話などできなかった。だが、スポーツにおいては、会話などなくてもどんどん仲が深まっていくのを感じた。フリスビーを子供達が上手くキャッチすると、まるで自分のことのように喜ぶことができた。 　植樹活動においても、積極的に子供達が手伝ってくれて、自分が奉仕隊として来たことを忘れるくらい尽くしてくれた。ディアナ村出発前日に、子供達に折り紙を教え、プレゼントする時間があり、絶え間なく「あれを作ってくれ、これを作ってくれ」とせがんできたが、汗だくになりながらも、全く苦に感じず、早く与えてやりたいという気持ちでいっぱいになった。子供達が帰る時間までひたすら折り続け、最後の子供に渡すことができなかったのが非常に残念でならなかった。ディアナ村最終日に、奉仕隊一人一人にプレゼントがあって、そのとき本当に、与えて与えられる関係はこんなにも美しいのかと悟ることができた。ディアナ村は、普段自分が住んでいる所と比べれば小さな場所ではあるが、その中で大きな世界を知った。 　ディアナ村での生活から一転して、レダはまるで天国のような場所であった。暖かいシャワーに、綺麗なプール、おいしい食事や、よく冷えた飲み物。到着して数時間のうちに、多くの愛が与えられていることを強く実感した。レダはどこも美しい場所があり、その壮大さに心を奪われたが、一番感動したのは公館の階段から見える景観で、天国に一番近い場所といわれる理由もわかるような気がした。多くの木々と水で彩られたあの場所にならずっといてもいいと思える感覚になった。また、レダでは多くの動物達と触れ合う機会があった。豚ランドでは、豚は可愛げのない動物という私のイメージを完全に変えてくれた。乗馬体験では馬と一体になって走ることができて、本当に気持ちよかった。神様が人間のために創造して下さった動物達とこんなにも身近に触れ合うことができ愛を感じた。このような様々な体験ができたのも、開拓者の方々の苦労があってこそなんだと思ったのは、斧を使って木を切り倒していく体験をした時である。ヤシの木をたった一本切るのに数分間もかかるし、何本も切ったら血豆ができるのは確実だろう。自然と単に戯れるだけでなく、養殖場や浄水場も見させていただき、これからの発展性も考え、レダの地には多くの希望があるのだと思った。 　レダの地を離れ、エルナンダリアスでの緑のキャンペーンでは、学生達と共に植樹をしたが、彼らのパワーには驚かされた。ディアナ村の子供達と同じように感じたのは、みんな目がキラキラとしていることだ。こちらは奉仕隊という肩書きでやってきたが、そのような堅苦しいイメージなど忘れ、純粋に人と人との交流とすることができた。冒頭の倉員さんのスピーチにも心を強く打たれた。今回行った緑のキャンペーンはあっという間に終わってしまったものだが、これがきっかけとなって、美しい緑を増やしていくことができればと思う。また、子供には未来を担っていく責任があり、現地の学生だけでなく、自分もその一員であるということを再確認した。そのためには本当にもっと多くの勉強が必要であるし、広い視野を持つ必要がある。 　イグアスの滝観光は、自然のスケールの大きさを肌身で感じた。頂上に行くだけでも時間がかかったが、その道中にも自然の美しさに圧倒された。世界最大の水量ということで滝の水しぶきが頂上にまで達してきて、日本の小さな滝しか見たことのない自分には全てが新鮮だった。とにかく喜びと感動でいっぱいになり、神様からの愛を全て受け止めるには、自分はあまりに小さな存在であると気付かされた。 　シンポジュームでは南北米財団、教育省、大学教授の方々のお話を聞くことができた。勉強不足な自分にはまだまだ理解するのが難しく、しかしそれでも、私たちが活動してきたことに関心を持ってくれた。このときに、今日までやってきた活動は、とても誇りの持てるものだったのだと思った。 　奉仕隊最後のスケジュールが教会で迎えられたのは本当に良かった。外国の教会に入ること自体は初めてだが、懐かしい感じがすぐに伝わってきた。スポーツ交流では、自分はサッカーが苦手であり、最初はあまり乗り気ではなかった。しかし、必死にボールを追いかける兄弟の熱気と興奮に突き動かされ、体をぶつけ合うほどにその日は熱中した。 　日本に帰ったときにしっかりと報告をして、多くの人に伝えたいことが山ほどある。今回の活動が自分だけの小さな世界だけで終わらせるのではなく、伝えていかなければ、せっかくの体験が無駄になってしまう。帰ってからが本当の奉仕隊の始まりであると思うので、この湧き上がる愛の心を忘れぬよう歩んでいきたい。 ☆I 女子　社会人 　今回、奉仕隊として参加させて頂き、様々な方々と出会い様々な経験をさせて頂けたことに感謝しています。 　まず、スケジュールの中で特に大変だったことは、移動距離の長さです。日本の裏側に行くので移動距離としては人生で一番長い距離を移動したんですが、飛行機とバスでの長距離の移動は思っていた以上に大変でした。　 　ローマプラタでは、理想郷を求めパラグアイに来たメノナイトの方たちの信仰と理想郷を実現していることに感動しました。歴史館では、当時の方々の写真や歴史を見ながら、私たちもこのように福地を地上に実現させていかなければいけないし、そのためにレダという地が準備され、その土地で苦労し精誠を積んで下さった先輩の方々がいるんだと思うと、レダに行くことがさらに待ち遠しくなりました。それと、説明を聞いて教育ということがとても重要だということを感じました。 　ディアナ村では、生活全てが日本での生活と全く違うこと、水がとても貴重だということ、私が今まで暮らしていた日本という国はなんて恵まれたところだったんだろうと強く感じました。でも村の方々や子供たちは私が感じている不便さをそこまで感じていないようで、とても目がキラキラ輝いていて、私たちよりも多く動こうとするし、手伝ってくれるし、自然と人の為に生きる精神が身に付いていて心がとてもきれいだと感じました。 　言葉が通じないことにもどかしさも多く感じましたし、今回アメリカからのメンバーとも一緒ということで、英語やスペイン語など言語をもっと勉強して、世界の方ともたくさん話が出来るようにしようと思いました。でも、言葉が通じなくても子供達や村の方々みんなが声掛けに笑顔で答えてくれ、私の名前も覚えてくれて、笑顔で話しかけてくれることがとても嬉しかったです。 　子供達とたくさん遊び、山に腐葉土を取りに行ったり、植樹活動をし、奉仕に来ているはずなんですが、逆にディアナ村の方々や子供達から学ぶこと、与えられることのほうが多かったと思います。 　ディアナ村の方々はいつも笑顔で接してくれて、何よりも心で接してくれていることを感じます。日本の社会ではあまり感じる事ができないことだと思いました。日本は生活は豊かでも心で人と接することが少ないと思うし、私も日本に戻ったらディアナ村の方々のように心で接していけるようにならないといけないと思いました。 　最終日に子供達と一緒に踊ったんですが、その時に泣きながら踊ってくれる子もいて、その姿を見たときに私達が来ることをとても心待ちにしてくれていて別れを惜しんでくれているのを感じました。 　３日間ディアナ村で過ごしましたが、私たちがしたことは村の方々にとってはとても小さいことで、もっともっとこの村の方々やディアナ村の方々のために何かしてあげたい。できることを全てしてあげたいと思いました。そして、精一杯踊ってくれる子供達の姿を見ていると、私も涙が出てきて神様もきっとそのように思っているんだろうなと感じました。ディアナ村での生活を通して日本という豊かな国に生まれたからには、発展途上国の国々のために尽くすこと、支援することも役割であると感じました。 　レダでは、まず到着した時に心がとても喜んでいるのを感じました。そして次にきれいな水が出ることや立派な建物などディアナ村との生活とは全く逆の環境に驚きました。 　レダでは活動の半分は体調不良で動きたくても動けない状態だったのが悔しかったのですが、それでもレダの地に来させて頂けたことが感謝でした。レダで過ごし、先輩の方々の証言や様々なところを見学させてもらい乗馬や釣りも体験させてもらい本当に嬉しかったです。 　一番印象に残っていることは、公館に入らせてもらったことでした。１５年間、何もない土地から今の環境を築いてきた先輩の方々の精誠と信念が本当にすごいと思いました。私たちもその精誠と信念を相続していかなければいけないと感じました。それと、私は以前に水族館で海洋動物の飼育、調教を夢見て専門学校に通っていて、水族館でも働いていました。レダでパクーの養殖池を海のようにしようとしていることや、レダに動物園、水族館を作りなさいという理想もあると聞いたとき、神様がもう一度夢を持っていいんだよ。と言ってくれているようでとても嬉しかったですし、レダでたくさんの動植物やとてもきれいな風景にとても感動しました。 　レダに長期滞在し、もっと学びたいと思うんですが、それには自分がこの地で何ができるのか、何をしたいのか、養殖池を海にする計画に興味はあっても、私には知識がないので知識をつけてからでないといけないと思いました。 　エルナンダリアス市でも中高生の方々と植樹活動をしましたが、印象的だったことはみんなとてもフレンドリーだったことです。日本のことが大好きという男の子もいて、地球の裏側で日本を好きと言ってくれる人がいることが嬉しかったですし、私も他の国を愛していきたいと思いました。言葉は話せなくてもディアナ村の子供達と同じで心が通じれば繋がることができるんだなと感じました。 　シンポジウムの前に日系ジャーナルの伊藤さんのお話を聞いて、発展途上国の方たちに物や教育を教えることで逆に知らない方が良かったという場合もあるということを聞きました。それを聞き、人々の幸せのために何をしてあげることが良いのだろうと思いました。生活基準は低くてもディアナ村の子供たちのように目を輝かせながら生活している子供たちもいる。逆に物がありふれているけど不幸だという人もいる。本当の幸せとはなんだろうと考えました。 　その答えは柴沼先生が語って下さった言葉の中にありました。物や教育を与えるだけではなく、湧き上がる愛によって愛を与えることが真の愛であり、その愛で与えなければ幸せを感じることはできないいんだなと思いました。これからまた様々なことを経験し、他の国を通して湧き上がる愛で接していけるようになりたいと思いました。 　最後に、アスンシオンの教会では礼拝後もサッカー、交流会を通してパラグアイの皆さんがフレンドリーに接して下さったり、歌も準備して下さって楽しい時間を過ごさせて頂きましたし、みなさんのとても温かい心に感動しました。One Family Under Godとはこういうことなんだなと感じました。 　別れの時には淋しい気持ちになりましたが、私はまたパラグアイに来たいと思いました。２週間という短い期間に多くのことを体験させて頂きましたし、多くの方々と出会わせて頂き、私はパラグアイが大好きになりました。もちろん２週間では感じきれないこと、経験できないことも多いですし、私が感じたことはとても小さいことかもしれませんが、とても貴重な経験でした。これからまた、たくさんのことを調べたり、行くことでより多くのことを経験し、感じ、歩みにつなげていけるように頑張りたいと思います。 　今回の奉仕隊での活動で、多くの方々に支えて頂いたことを心から感謝しています。本当にありがとうございました。 ☆S　女子　学生 　ディアナ村に到着して、子供達がすごい笑顔で出迎えてくれて、まるで自分がスターになったような気分になった。うれしかった反面、戸惑いを感じた。他の活動で、子供は素直に表現するので自分の所に子供が来なかったり、嫌われたりするのではという考えが頭をよぎり、子供と活動するときは緊張や不安を感じる。今回のディアナ村でも不安があった。実際に活動を行うと、私が動くと子供たちも付いてきてくれて、荷物を持ってくれたり、足場が悪い道では手を引いて、いろいろなことを一生懸命私以上にしてくれる。遊びでも私が完全投入すると、長縄で長蛇の列ができたり、折り紙では一生懸命おり方を真似ようとしてくれる。私よりも子供達や先生たちが人の為に生きているということを率直に痛感した。 　ボランティアは一般的な価値観で言うと、「相手に与える」だと思う。でも、私はフィリピンやタイ、日本でのボランティア活動は自分のステップアップや自分自身が純粋に楽しむという気持ちで行っていた。今回も相手に与えるという気持ちよりもそれらの方が大きかった。いろいろな先輩方の体験談を聞き、今回の環境において私に願われていること、私がこの村に何が残せて与えることができるのかを考えた。一年前、フィリピンでボランティア活動を行ったが、その半年後に別の人たちがその地を訪れた。私たちのことをおぼえていてくれた。ディアナ村でも遊んで楽しかったということを、名前を覚えてくれている人がいることが何かを残せたかにつながるかもしれない。 　Ｔシャツをプレゼントしたが、村を出るときにおばあちゃんやお母さんたちが「ありがとう、ありがとう」と言ってくれて直接何かをしたではないのにハグや涙を流していた。自分たちが来ることに大きな意味があった。何もなせていない、自分一人では何もできない自分だが自分自身に大きな存在意味があった。また、与えにきたつもりがそれ以上に与えてもらった。長旅の疲れを癒す力や普段の悩みごとが子供と遊び活動すると心情に変化が起きた。私は次の世代の笑顔と環境を守りたいという気持ちが確固たるものとなった。 　アスンシオン、ローマプラタ、ディアナ、レダを訪問した。それぞれに特色があり、貧富の差が目に見えて感じた。実際に何が違うかを考えてみたが、移住してきた人たちの知恵と一言で私は片づけたくない。その違いを明確にし、その都市や村にあった発展法を生み出すために、私にはこれから何ができるか。具体的な方法としては、水を都市ごとに調査することを行う。そして、村、都市だけではなく国レベルで問題を見つけ、解決策をアプローチしていく。 　レダに実際に行くと、写真の様子とは違った。写真よりもきれいで隅々まで手入れが行き届いていてこれを15年で完成させたことに驚いた。労働者の方に一方的に仕事を指示するのではなく、自らも共に作業する。普段の先生方の姿勢があって私たちが行っても受け入れてくれて、アクティビィティの時などいろいろサポートしてくれた。帰るとき、ある労働者の方から「トモダチ」と日本語で言われた時、多くのことが込み上げてきた。 　ディアナ村と距離的にはあまり変わらないのになぜいろいろな事が違うのか。技術を持った人がいて夢を実現させるというパワーがあれば違うのか。ディアナ村とレダの与えられた環境は同じで、15年も経てばこんなにも差がある。しかし、ディアナ村をレダのようにすれば全て解決するのか。村の人たち全員に住む場所を与え、仕事を与えることができるのか。私はどのようにディアナ村が発展するのがベストなのかをまだ答えが見いだせない。 　学校を建設して、教育する。それももちろん必要だが教育した後どうするか。教育は学校で教えるだけではなく生徒の未来も導くことである。ディアナ村によりよい学校施設を建設するだけでいいのか。本当にディアナの為を思うとき、何をすべきかが自分にはまだ分からない。私たちが滞在した3日間でできた植樹、ペンキ塗り、日本の文化を伝える事、遊ぶことを行った。でも彼らは私たちが帰った後、大きな喪失感や寂しさを感じるのではないか。一時的に夢や楽しさを与えただけではないのか。 　私が継続して日本にいるときにできることは何か。その答えを明確に見つけることができない。地球の裏側の子供たちに名前を呼んでもらい、遊んでもらい、もう一度行きたいと思える場所の為に、これからの生活で奉仕隊の事を思い出しながら少しずつ、データと自分の心情を整理しながら歩んでいきたい。 　14回奉仕隊に関わってくださったすべての方に感謝の意を表します。ありがとうございました。 ☆S　男子　社会人 　1日目アスンシオンに着き、感じたことは、天が必死になって自分をこの場に連れてきたかったのだと感じました。メンバーと授受しながら1人1人が天の導きによって集められたのだと感じました。アスンシオンのホテルで財布を取られたりと"外国"という環境を本当に肌で感じる体験が出来たと感じました。また、アメリカメンバーとの交流を通して感じたことは、自分自身がもっと言葉で人と人の心情を繋ぐことが出来ればと思いました。 　2日目感じたことは"言葉の壁"です。同じ兄弟姉妹であるのに言葉が上手く伝えられない、もどかしさを感じました。移動時間が長く大変でしたが、柴沼先生の言葉から「私たちの恨みは天が願う環境を作れなかった」ということです。誰がつくるのか、自分も貢献を成していきたいと感じました。天との縁があることがとても貴いのだと感じました。またもっと語学を勉強してレダやパンタナールの地で人と人を繋ぐことをしていきたいと感じました。 　3日目は初めて村に行って子供たちと交流しました。1人1人の子供たちから違うことを学んでいきました。バスでディアナ村まで移動しました。移動時間が長く、8時間以上かけて移動してすごく砂埃が多く！とても大変でした。実際に着いてみるとだんだん子供たちと触れ合うことができました。本当に可愛くもっともっと愛していきたいし、すでに愛して来られた基盤があって私がここに来れているのだと感じました。また、言葉が上手く伝えられないけど、一生懸命投入していきました。 　4日目はどのように愛することが最も願われるのか意識して投入していきました。佐野先生から子供たちは一緒にいるだけで良いのだと聞き、自分は言葉は通じないけれど、一緒にいて一生懸命自分を表現していこうと思いました。腐葉土を取りに行った時も、子供たちが手伝ってくれたり、荷物を持って来てくれたりして、無条件の愛を感じました。それを通して、天は自分に対して伝えたいことがたくさんあって、様々な環境を通して伝えようとされているのだと感じました。自分が少しでも多く神様が伝えようとされている内容を感じ、感謝して歩むことが重要だと感じました。 　5日目は「自分の限界まで心情の世界を築く」という目標を立てていきました。言葉が通じなかったとしても、天が願われる心情世界をこのディアナ村に築いていきたいと思いました。朝から植樹活動をしていきました。土と肥料を混ぜるのが大変だったり、子供たちと言葉が通じ合わない中で、活動していくのは大変でした。しかし自分の限界まで愛していこうと決意したので、疲れてからも一歩子供たちに寄り添ったり、話したりして、愛していくことができました。子供たちが笑顔になってくれたり、反応してくれない時もあったけれど、全ての環境は神様の愛であると感じました。 　午後にはダンスを見せました。最初はあまり反応が無かったですが、徐々に子供達も一緒に踊ってくれて、自分自身が心を開かなければ、周りは心を開けないのだと感じました。また、スポーツをやる時に自分は足を怪我してしまいました。なので、やりたかったスポーツが出来なく、1人でいることがありました。奉仕が出来ない思いがあったけれど、孤独の時こそ神様との心情が近くなると感じました。そして、スポーツが出来なかったので、折り紙を折ることになり、子供たちがツルを折ってくれ何度も言ってきました。ふとなんでこの環境を与えられたのだろうと思った時に、ツルはお母様の象徴だと感じ、その時に常にお母様が私とともに歩んでくださっているのだと感じました。 　6日目のディアナ村の最終日は自分は愛を受けに来たのでは無く、主人として愛し、与えに来たのだという気持ちを持っていきました。朝に倉員さんの証があり、何もないとこらから愛を感じるということを言っておられました。自分自身も過去の歩みを思い出し、歩みの中で出会った人たちを思い出しました。歓送会では涙が溢れました。子供達も涙を流しながら見送ってくれました。言葉が通じない中でも、投入すれば心情の世界で繋がるのだと実感しました。そして学校の方々からプレゼントをいただきました。 　メンバーの中で一番最後にツルの置物をもらいました。お母様もともに投入され、私たちのことを意識してくださっているのだと感じました。自分がこの村に奉仕に来たけれど、それ以上に自分自身が、この環境や子供達から学ぶことが多くありました。"本当の幸せ"とは何なのか、考えさせられました。本当の幸せは、物がたくさんあって、欲しい物が買えて、家が大きいとかそういうことが幸せなのでは無く、人の為に生きるとき、真の愛を感じているときに輝くのだと感じました。また、絶対にこの村に帰って来たいと思います。 　レダに到着した時、映像で見ている雰囲気とは違うなと感じました。予想以上に土地が広く感じました。建物も綺麗で、プールもとても綺麗でした。 　レダ1日目は朝から施設を回ったり、豚ランドや開拓当時の歩みを体験する為に、斧でヤシの木を倒したりしました。一本倒すのに相当な労力を使うし、この作業を年配の方々がされているのだと知り、とても大変なのだと感じました。2日目は体調を崩してしまいました。外国での体調管理はとても難しいと実感しました。 　4日目はイグアスの滝に行きました。パラグアイからブラジルを通ってアルゼンチンまで行きました。日本では経験できない、内陸で国同士が繋がっているからこそだなと感じました。途中、道端で子供が靴を磨いたり、物を売っていたりして、まだ子供なのにこうして働かなければならないのか、この子供たちが大人になったらどのような大人になるのだろうと感じました。イグアスの滝では自然の広大さに驚きました。創造主の偉大さを感じました。 　5日目は高校生と植樹活動をしました。活動中に日本が好きな兄弟と会うことができました。将来は日本に来たいと言っていたので、日本に招待したいと思いました。6日目は新聞社訪問と買い物に行き、午後はシンポジウムに参加しました。買い物をしているとき、子供達が、お金や物を欲しがって頼んでくるのを見ました。こういう子供たちにも平等に教育を受けさせてあげたいと感じました。 　自分はこれから語学を勉強し、自分を訓練し、公職者になって、レダや周りの村の人の達に教育が出来るようになりたいです。そして、レダで福地を成そうとされている先輩方から伝統を受け継ぎ、伝えていきたいと感じました。 　今回の期間に対しての要望は、もっと観光では無く、奉仕活動の日数を増やして欲しいと思いました。この期間本当にありがとうございました。 ☆S 男子　学生 　今回の奉仕隊参加は、前からずっと行きたいと思っていたことでもあり、自分の将来の夢である公職へ就くにおいての糧となると思い参加しました。 　ディアナ村で、最初はどの程度の生活水準なのかとか、言葉が通じないのにホントに愛せるかとかの不安もありながら、でも奉仕隊としての仕事がやっとできるワクワク感と、み言の実践をすることができる喜びもありました。 　１日目は歓迎会のようなものを通してまず服をあげました。この服を準備するときもどんな表情で受け取ってくれるか楽しみにして準備してたので、キラキラした子供たちの目を見て早くあげたいし遊びたい衝動にかられました。その一方で純粋ではない自分の心では、きっと貰ったらみんな帰るのだろうな。歓迎という気持ちよりそっちの方がでかいのだろうな、、、という心もありました。実際服をあげて時間が経ち、最後の方になるとびっくりするくらい子供たちは帰ってしまって少なくなっていたので、ちょっと寂しくもなりました。でも後から考えてみると朝食に戻っただけな気がします。（笑） 　そのあとの交流会を通して水を運ぶときに何も言わず手伝ってくれる子供たち。腐葉土を集めるときには自分と同じくらいの大きさの袋を担ぎながらも、笑顔で僕が持つ袋の片方を一緒に持って運んでくれようとする姿を見て、ホントに感動しました。ただ無条件。自分に何も見返りは来ないかもしれないけど、一緒にいるだけで助けてくれようとしてくれる。無条件にただ与えたいという心情にこちらが感動し、また勇気づけられました。 　2日目、前日感じた内容を持ちながら、今度はこちらがただ与える心情でやろうと決意し、奉仕の時も学校のことを想い、交流の時も目の前の子どもたちにもっと与えたい、もっと愛したいという想いで過ごしていてあっという間に一日が終わってしまいました。 　3日目は最終日。何を残してあげられるか、前日からずっと考えていました。具体的に形に残せるものも良いし、心情に残せるものも良いし。でも、考えても考えても思いつかず困っていましたが、朝の倉員さんの話の中に精誠を込めたものは相手に伝わるというのを聞いて、やっぱりそういうことかと思いました。心のどこかで周りと比べている自分がいたし、心のどこかで方法論的に考えてしまっている自分がいました。やはり真の愛はただ純粋に与えるものだなと気づいて朝から出発できました。名残惜しいけど、子供たちと永遠の心情の因縁を結びたい、名前を覚えるのも苦手な自分ですが、顔でも声でも覚えてあげたい。何をやっていても自然な笑顔でいれました。ホントに幸せな時間でした。植樹も楽しく、ダンスも暑さ以上に子供たちの笑顔のために全力でやれて幸せな時間でした。 　最後の方にある一人の男の子に、こちらで準備したビーズの鈴のようなものをプレゼントしました。そのときその子は奪いとるような感じでそのプレゼントを受け取りました。その瞬間に僕の純粋ではない心がまた考え始めました。昨日はただ純粋に与えたいとおもってたけど、もしかしたら彼らは受け取るのを前提に与えているのではないか？後から何かしら貰えるものとして与えているからこそ頑張るし、こうやって物を与えたときにはぶん取っていくのではないかという考えが浮かんできました。しかし別にショックを受けたわけではなく、こういう村ならそういうこともあるだろうと思っていました。 　しばらくその子と一緒にいると、急にその子がプレゼントをもって走って出ていきました。他の子に取られたら嫌だから家に置いてくるのかなと思って待っていたのですが、帰ってきたその子の手には何か荷物がありました。渡された袋の中にはおそらく手作りであろうカゴが入っていました。その子がお礼にくれたのでした。ホントに感動して泣きそうになりました。と同時に純粋でない僕の心の考えは吹き飛びました。やはりただ純粋に与えたい心情だけだ！自分も最後の最後まで与えきろうと思いました。そしてその子を通して村の子たちと心情因縁が結ばれた感覚になりました。またきっと会える。そういう想いしかありませんでした。だから最後まで笑顔でいれました。 　ディアナ村での3日間を通して真の愛のみ言について、もう一度深く考え感じ実践する機会が与えられて感謝です。また、個人の課題についても向き合い克服していけるチャンスを与えられた期間でした。ディアナ村だけでなく多くの土地で政府に見捨てられていると恨を抱く人々に真の愛の種を植えていけたらいいなと思います。 　レダ基地に着いてからは、自然の美しさと先輩方の開拓精神や真情にあふれていて感動しっぱなしでした。先輩たちから聞く話はどれも素晴らしく、父のような愛を感じます。自分自身が将来公職を目指す中で、日本国内の任地ならどこにでも就いて頑張れる気持ちは持っていましたが、レダにいる方々のようにもう日本に帰らなくてもいいねと言われて知らない国に飛ばされゼロから開拓しなければならなくなったとしたら、僕はまだ責任を全うしきる自信がありませんでした。ホントに今一度将来に向けてもより広い視野で見て考え、準備する必要があると思いました。 　レダでは豚ランドにいったり開拓時代の体験でヤシの木を伐らせていただいたり、貴重な体験を多くしましたが、自分が一番印象に残っているのは釣りです。今まで釣りの経験はほぼありませんでしたが、やってみると最初はただ楽しくやり二匹釣れました。時間が経つにつれて、ただ釣竿を垂らしているだけの時間が増えてきたのですが、やってみるとホントに忍耐であるし、同時に集中力が必要なこの世界であることを感じました。大きな成功や勝利を収めるまでにはそのような忍耐の時も必要で、でもいつチャンスが来るか分からないので、その成功や勝利を想い浮かべながら集中力も欠かせないある一点に集中して素早く反応できるようにしなければいけないと思いました。大物が釣りたくて晩御飯5分前ぎりぎりまで粘って一日中釣りをしていました。結局大物は釣れなかったので悔しかったですがまた機会があればチャレンジします！ 　アスンシオンに帰ってきて、イグアスの滝に行って来たり地元の高校生と植樹活動をしたりシンポジウムに参加させていただいたり、ここでも貴重な体験がたくさんありました。 　自分が一番よかったのは、一つ一つの体験を共に歩んだ隊員たちと共有できたことです。ここで出会えたのも神様からのプレゼントで縁があってのことだし、個性豊かすぎるメンバーから学ぶこともたくさんあるしディアナの時のようにただ一緒にいるだけで嬉しいメンバーです。出会えたことに感謝してともにみ旨を行けることに感謝です。 この期間内外ともにおおく準備してくださって無事に帰って来れるようにしてくださってありがとうございました！ ☆K　男子　学生 　出発のときは、出し物の準備などで何かしらバタバタしていたように思います。去年の参加者の先輩方が見送りに来てくださったのは本当にありがたいなと思いました。私もこの経験をただの思い出とするのではなく、継続して発展的なつながりへとして行けたらと思います。 　アスンシオンに着いたときには、始め本当にここが一国の首都であるのかを疑ってしまうほどでした。でもご飯は美味しく、車もそこまで運転は荒くないなと思いました。 　ローマプラタでの様々な施設の見学は、レダの見本というか、80年あればここまで、レダであれば40年でこれ以上いけるという希望になりました。それと同時に、宗教的な精神があってこそこういった開拓は可能なのかもしれないと感じました。まず神の国と義を求めなさいとイエス様が言われたように、本当に神の国を願って集まり協力して作った町は素晴らしいと思いました。 　また、「教育」というものを深く考える機会にもなりました。私は「教育」とは何よりも神様を求めていく状態にすること、神が愛と善の本体であられるのであれば、その善に近づくことのできる状態にすることが本当に必要な教育ではないかと思います。神様に近づくこと以外に、変に希望を見出してしまうことは避けなければならないのではと思います。 　ディアナ村では一番初めの食事、寝る場所などなどびっくりさせられっぱなしでした。とても思ってた以上に豪華でした。そして、彼らがいつもの生活以上の豪華な食事を（それも日本人の口に合うようにアレンジして！）準備してくれたというのを聞きました。私は、ここで受ける大きなディアナ村の人たちの親切は自分のものとして受け止めてはいけないなと感じました。なぜなら、私は青年奉仕隊に選ばれた日本の青年の代表であり、ディアナ村の人たちの親切は、まさに神様への親切として受け止め、ディアナ村の人たちの救いが少しでも早く進むように天に祈らないといけないなと思いました。 　グスターボ師範をはじめ、伊達先生、倉員さんの証言はとても感動的なものでした。グスターボ師範の言葉では、天に対する愛はどの国の人でも可能であり、それは同時にどの国の人でも天は親なんだと感じることができるという事なんだと思いました。伊達先生は「苦労は全て。すべてが苦労だった」と言われていたことがとても印象に残りました。伊達先生はディアナ村で植樹作業を担当することが多くあった私たち第５班と（たぶん伊達先生にしては）多くお話をしてくださいました。お話をする中で、伊達先生が今も植樹のこと、苗を作ることや、土の中の菌を作ることなどを、失敗を繰り返しながらも研究されていることを知りました。倉員さんのディアナ村の子供たちと少しでも因縁を持っていくことでこの子供たちが救いに（完全な救いではなくとも）近づけるようにと願って書道をやっていた　という話には本当に感動しました。 　ディアナ村での活動で一番心に残ったのは植樹活動です。というか、奉仕活動としてはペンキ塗りチームではなかったので、植樹活動しかしていません。本当に植樹をするために私は召されたのかなと思いました（笑）私だけじゃないですね、グルーポ５だけがずっと植樹活動でした。ペンキチームと別れて奉仕活動を行った3日目、とても大変でした。3人では本当に無理ではないかと思いました。一度埋まった穴から腐葉土を取り出して、粘土のような土と混ぜてまた埋める作業。 　子供たちもより楽しいペンキ塗りの方へ行ってしまいました。作業を黙々と続けていると学校の方で「Viva!」と集合写真を撮っている柴沼先生の声が聞こえてきて、とてもみじめな気持になりました。私も戻ってしまいたくなりました。ですがその時、きっと見捨てられたのではないかと思われるような環境で、先輩方もこのような感じだったのかなと感じました。私はその時やらねばならないこと、自分に任せられた天命である土づくりに専念することができました。私の中でもこの心情復帰はとても大きなものになりました。 　経済というものを学んでいるということをレダで中田先生とお話しした時に、中田先生は公平な分配が行われなければならないということをとても強調されていたように思います。私の勉強不足もあるかとは思うのですが、僕は共産主義が「労働」こそが人間と動物とを分ける重要な役割であると「労働」に大義を持たせたように、「神様の名において」という何よりも尊い大義を持たせることによって何でもない「労働」、今回の土つくり、植樹活動がとても誇り高いものになるのではないかと思うようになりました。 　レダに到着した時、ディアナ村での生活との大きな差に本当に驚かされました。福地実現という理想を中心としているからこそなせるものだなと感じました。 　私は柴沼先生が９月1日に語られた内容がとても深く残りました。「人間が人間を教育することはできない」というお話は本当に共感することができ、また私たちが「教育」というものを本当に考えるのであればすべてのことを栄光在天する教育者足るべきであり、教育者である私たちをも教育してくださるのだという事を意識していかなければならないなと感じました。 　乗馬では馬の頭の良さを知ったというか、支配するというよりも本当に自然と一体となった時に万物も私た人間のことを思って行動してくれるのだなということを体験できました。釣りでは忍耐の難しさを感じました。 　日系ジャーナルの方の話を聞きながら、やはりどの人も「人生の目的、本当の幸せとは何か」を考えざるを得ないという事と、その答えを神様なしで見出そうとしてもそれはなかなか難しいものであることを感じました。私は社会といいますか、人生というものの苦さを感じるのは自分の力を最大限に尽くしても実現することのできなかった時、出来ることであるにも関わらず運の悪さゆえになぜか成す事が出来なかったなどの理不尽さを感じるときではないかと思います。 　私を含め、たぶん人というものは生きがいを求め続けているのではと思います。大学を出て何をしたらいいかわからない若者はたくさんいると思います。日系ジャーナルの方がパラグアイには「必要とされているもの」が多くある。やりがいが見つけやすいという点で私は今幸せだ。というようなことを言われていましたが、私たちはそれで終ってはいけないと思います。自分の夢を作るためにレダへ行くのではいけないと思います。 　今回からアメリカのメンバーも加わることができて、本当にグローバルな感じでとてもよかったです。Jhonおじさんにも短い間でしたがとてもお世話になりましたし、Hisatomi兄さんには通訳、ビデオのみならずいろいろなお話をさせていただきました。Kiyomi姉さんはすごく歌を歌ってましたね。日本メンバーは特徴を持った人たちでとても面白かったです。皆さん日本人っぽくなかったです 　私は現在、経済学部国際経済学科で学んでおり、まだ1年目であるため何を専門分野として学んでいくのかも融通が利く状態であります。私は今回の青年奉仕隊へ参加する前は国際平和のための経済の有効利用（経済制裁など）について研究していくつもりでしたが、パラグアイの現状を見て、後進国の経済発展を研究していらっしゃる教授が自分の大学にいたことを思い出しました。どうなるかはわからないです。 　経済を学んでいく中で本当に思うのは「経済」というのは一つの人間が見つけ出してきた社会の原理であるという事。知っているつもりになってしまいがちなのが経済の怖ろしい所であるなとも思います。私は自由経済論者の教授から経済を学んでいます。公平な分配というのは可能なのか、ローマプラタで行われていた都市内のインフラ整備などのための税金など今回考えさせていただくきっかけがたくさんありました。これから、経済面において少しでもお手伝いできることがあればいいなと思っています。 ☆K　男子　学生 　初めて訪れる南米の地。この2週間どうなるだろうと様々な思いをはせながら出発した。 　ディアナ村で村の人たちから歓迎され、見送られるまでの3泊4日間は愛されてばかりだった。ぼくたち奉仕隊はまだ何もしていないのに村の人たちはたくさん尽くしてくださった。食事、就寝場所、水、奉仕の準備、何から何までこちらが奉仕されてばかりだった。村の人たちは私たちに何かしてもらいたいという思いはまったくなくて、純粋に日本から来た私たちをもてなしたい、喜ばせたいという一心でいた。 　村の人たちと言葉はほとんど通じないけれど、笑顔だけは唯一の共通言語だった。今までモンゴルやカンボジアに行ったことがあるけれど、やはり、お互いに笑顔でいることが一番心が通じ合う瞬間だった。言葉を超えて、心でコミュニケーションする感覚。心で感じあう喜びを何度も味わった。 　また、あいさつを交わすと興味津々にこちらの名前を聞いてくれる子どもたち。奉仕の時間、ひとつひとつのことを楽しそうに自ら進んで取り組んでいて、自分が重い土の入った袋を担いでいたら、それを持つのを手伝おうとしてくれたり。人のために生きることが義務ではなくて、心から自分がやりたい思いで自然と行動できるすばらしさを持っていた。あの子どもたちの純粋な姿が本来の私たちの姿なんだと感じた。自然と人のために生きれる自分になるために苦労が必要であるし、訓練が必要だと思う。ひとつひとつの内容を通して、天が私に与えたい内容があり、そのために通過してほしい苦労であり、訓練であり、体験であるんだということを実感した。ディアナ村で最後にダンスを披露したときに、この期間愛されてきたことを強く感じて胸が熱くなった。 　レダに到着するまでのボートに乗っている時間、船頭に座って自分も瞑想をする時間を持ち、自分の人生を振り返ってみた。様々な体験をして、多くの人との出会いがあり、別れがあり。その中で共に泣いたり、笑ったり、悔しんだり、喜んだり、色んな心情を通過して今の自分がいることを深く感じた。 　自分が「これをやりたい」と思って選択し、進んできた道のように思うときもあったけれど、そうではなくて、天がすべて準備して与えて下さり、導いてくださった。今思えば、必要な時に必要なものや人、環境を与えてくださって、前に進めるように後押ししてくださった。ひとつひとつのことに意味があり、願いがあり、その天の大きな愛に心から感謝しているし、その愛を返していきたい。もっと大きく成長していきたい。 　レダでの日々は、先輩たちの体験談とレダのひとつひとつの内容を通して実感することができた。何もなかった地獄のような場所に使命を託されて、先輩たちが開拓をされた。今では釣り、乗馬もできるし、様々な自然体験をすることができる。牧場、農園、養殖場と世界のあらゆる問題を解決するために具体的に投入されている内容を目の当たりにした。十数年もレダにいて、大変な環境を乗り越えられた先輩たちはいつも元気で笑顔が輝いていて、日々の動物の飼育や魚へのエサやりも楽しくされていた。そんなことを毎日何年もやるなんて地道で大変なことのように見えたけれど、何かをやるという以上に、その人が何のために、誰のために、どんな気持ちでやっていることが大切なんだということを、先輩たちのその姿を通して学ぶことができた。公職の道に進んでいこうと考えている自分にとって、本当に必要不可欠な姿勢だと思う。 　レダで楽園のような生活をしたけれど、一方でディアナ村の人たちは今もなお汚い川の水で生活を営んでいることを思うと、このレダの内容を少しでも多くの場所に、多少の内容は違えど広げていきたいし、そうすることがこの地に訪れた自分たちに願われていることだと感じる。 　レダを出発してからのスケジュールも天が多くの内容を準備してくださっていた。 　イグアスの滝の迫力といったら、想像以上のものだった。それを見るすべての人がその迫力に圧倒され、写真を撮っていた。自然の美というものは国や人種を超えて、誰もが魅せられる内容がある。自然には言葉も文化も関係なく、純粋に人を感動させる力がある。それは創造主が人間のために愛をもって、人間を喜ばせたいという心情で万物を創造されたからであるし、そうやって何事においても心情を動機として生きるときにこそ、相手を感動させ、幸せにすることができるのだと実感した。 　緑のキャンペーンの前日、最後の3日間、天が何をこのパラグアイの地に遺してほしいと願われているのか考え、もう一度天の願いを中心として出発した。キャンペーンでは、市の高校生たちと共に活動した。とても陽気でフレンドリーな子が多くてびっくりした。ディアナ村は学校は中学生までしかなく、それ以上十分に教育を受ける機会がないと聞いていたので、この高校生はある程度の教育を受けることができている。世界に十分な教育を受けられない子がたくさんいることを思うと、教育を受ける環境をもっとつくっていきたい。 　その翌日はABC新聞社やシンポジウムで奉仕隊の報告をした。そこで対外的に活動される先輩たちの姿は本当にかっこよかった。 　最後の一日はアスンシオンの教会に行って、日曜礼拝に参加し、そのあとは日本のメンバーやパラグアイのメンバーとサッカーをしたり、晩さん会をしました。このように、国を超えて、共にひとつになる時間を過ごせたことが本当にうれしく、心があたたまりました。この奉仕隊の期間を通して多くの内容を与えられて感謝して新たな一歩を踏み出していきます。ありがとうございました。

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