8月13日：フエルテ・オリンポの教会を訪問。教会長の挨拶と、当時の修練会風景や現在に至るまでのお話を伺いました。 フエルテ・オリンポ市役所では、市長、市会議員、次期チャコ地方議員の方々とお会いし、市民と交流しました。同市は歴代の青年奉仕隊を歓迎・協力してくれていますが、「レダプロジェクト体験プログラム」へも期待を寄せています。

8月14日：南米大陸会長夫妻やブラジル教会会長らがレダに足を運ばれ、日本から来た青年を歓迎、激励してくださいました。私たちへの期待を感じるとともに、青年が担っていく使命について考える場となりました。

8月15日～17日：3日間、レダで進めている各プロジェクトの「体験学習」をしました。内容は、パクー養殖、養豚、農業、建築、島田家の証と生活体験談の共有などです。それぞれのプロジェクトを通して、開拓当初から歩まれた先輩方の苦労や精誠、文先生夫妻に対する欽慕を感じました。また先住民（チャマココ族）の生活基盤の向上や、レダの経済的自立を目指す上での課題なども見えました。

8月18日：レダから船に乗り、15kmほど上流にあるカナン牧場を訪問しました。約1000頭の牛が放牧がされています。牧童たちが住み込み、馬や農機を駆使して牧場を管理しています。ここでは牧場の見学と乗馬体験を行いました。

8月19日～20日：レダの近隣には、先住民の暮らす村がいくつかあります。今回は、レダの上流約60kmに位置する、ディアナ村を訪れ、奉仕活動をしました。活動の内容は、子供たちとの交流（サッカー、バレーボール、折り紙、だるまさんが転んだなど）、学校周辺のごみ拾い、学校の壁のペンキ塗りなどです。村の言葉はチャマココ語とスペイン語。言葉では通じ合えなくてもジェスチャーや触れ合いを通して、子供たちと心情交流を行うことができ、言語や国境の壁を感じる以上に「One Family Under God（神の下にある一つの家族）」の境地を感じる体験でした。

8月21日～22日：パラグアイ川で釣り大会が催されました。釣りを通して精誠の歩みを体験していく時間です。それぞれが釣り道具一式を持って、川岸からの投げ込み釣りと、舟釣りをしました。炎天下での釣りで忍耐力を鍛えられます。結果、皆の精誠が繋がって、レダのベテラン釣り師である水落氏も驚く、4kg以上のパクーを釣り上げることができました！

8月23日：各人がプログラムで感じてきたこと、決意できた内容を証する場を持ちました。昼の強い日差しやタイトな日程で体調を崩す青年もいましたが、日本では味わえない経験や感動を通して、神様の愛に触れました。 その後、従業員を含むレダの皆さん全員と一緒にアサード（焼き肉）をいただき、レダを出港しました。船旅の中、かつて文先生の船の運転手を務めたピーターパウロさんの証を聴きました。当時の貴重なエピソードを聴き、南米にかけられた願いを知ることができました。

8月25日：前日からの長い移動を経て、パラグアイ南部のグアラニ族の村に到着。レダの前所長、中田実氏より、グアラニ族の伝道のお話を伺いました。修練会を幾度も行い、多くの村人たちに祝福を与えておられます。

8月26日：世界三大瀑布の一つで、ユネスコ世界自然遺産にも登録されている「イグアスの滝」を訪問。神が創られた自然の美と迫力に圧倒され、強い感動を受けました。

8月27日：パラグアイの首都にあるアスンシオン教会に招かれ、歓迎会・交流会の場をもっていただきました。日本の教会の雰囲気とは違い、皆でアサードを食べながら、歌って踊って楽しく時間を過ごし、南米の特色を肌で感じました。ここで日本人メンバーは「ソーラン」を踊り、歌を披露しました。また昼食後は、アスンシオンの学生メンバーたちと、全力でサッカーをしました。

8月28日：レダに残る人以外、帰国の途に就きました。 折りたたむ